モーターサイクルと生きる男たちが認めたゼロフィニッシュVol.11
カーライフプランニング湘南 知念太士さん

地元密着型のビジネスでありながら、スポンサーとしてプロスポーツをサポートするなど大胆な展開を行い、地域を超えて存在感をアピールする自動車ディーラーが、神奈川県藤沢市にある。そのショップ、カーライフプランニング湘南を率いる代表の知念太士さんを訪ね、ビジネス、スポンサー活動、そして趣味であるモーターサイクルライフや愛車のケアについてお話を聞いた。

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苦難を乗り越え、県内有数の自動車ディーラーに

80年代後半にアパレル業界に就職、生来のポジティブな性格とコミュニケーション力を生かしながらキャリアを積み、当時一世を風靡した有名ブランドの企画も手がけた知念さん。

その後、トヨタ系列の販売会社に転職。畑違いの業界に身を投じたことから苦労もあったというが、やがてトップクラスの営業成績をおさめるまでになった。

独立することを夢見ていた知念さんは、周囲の反対意見に耳を貸すことなく41歳で退職。2008年に神奈川県の湘南エリア、平塚を拠点に自動車の新車販売を始める。

「当初は先輩が経営していたクルマ屋さんのプレハブ小屋に間借りしていました。起業してすぐにリーマンショックがありましたが、小型車を中心に懸命に新車を売って、2011年に鵠沼海岸の近くに工場併設の店を構えることができました。その直後に3.11があって、拠点ができたのに仕事がないという苦境を経験することになります。」と知念さんは創業期の波乱万丈な思い出を笑顔で語る。

独立時に目標としていた自動車メーカーのディーラー権を獲得すべく湘南エリアを東奔西走、その年のうちに規定の販売台数をクリア。晴れてスズキ自動車の正規ディーラーとなる。

創業4年目の暮れに現住所に移転、自身の会社である「カーライフプランニング湘南」の名前を残しながら、より覚えやすい“S-SHOP”というシンプルな店舗名を考え、以来「エスショップ湘南」として営業。昨年までに小型車部門の全国最優秀賞を5年連続で獲得するなど、神奈川県内はもとより全国でも有数の業績をマークするディーラーになった。

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ショールームの一角に飾られた表彰の盾は、エスショップ湘南と知念さんの努力の結晶なのだ。

地元のプロスポーツを積極的にサポート

「創業以来3年に一度、大きな出来事があるのです。12年目にあたる今年は全世界を揺るがすコロナ禍が現在進行形で、私のビジネスにも様々な影響があります。しかし今日までお客様をはじめ、お付き合いさせていただいている方、企業のサポートのお影で営業を続けさせて頂いている。ピンチも乗り越えて成長することができているのです。」という知念さんは、数年前からプロスポーツの企業スポンサーに積極的だ。

「若い頃バスケットボールに夢中だったこと、そして人のご縁もあって創設間もないBリーグのチーム『横浜ビーコルセアーズ』のスポンサーをさせて頂いたのが最初でした。湘南エリアを中心とした社会奉仕活動の一環として、自分も大好きなスポーツを応援したいと考えました。街の自動車ディーラーがなぜプロスポーツのスポンサーをするのかと質問されたこともありましたが、頑張っている地元のチームを応援したいと思ったのです。」

現在は、サッカーJリーグの「湘南ベルマーレ」、そして同じく地元を拠点にスーパーGTに参戦しているレーシングチーム「つちやエンジニアリング」、さらには「神奈川大学女子サッカー部」のサポートも行なっている。

「ご来店のお客様にチケットを差し上げて生でプロスポーツを体験して頂いたり、私自身も出来る限り会場に足を運んで応援しています。この活動は同業他社との明確な差別化にもつながりますし、アスリートが躍動する現場に店名のロゴが露出することで、チームのファンの皆さんにもエスショップ湘南を認知していただきたいという思いもあります。」

この活動は、これまでたくさんの人や企業のサポートを受けてきた知念さんならではの、社会への恩返しのかたちなのであろう。

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湘南ベルマーレのホームスタジアムには、シーズンごとにエスショップ湘南のバナーが掲出されている。スタッフの移動用にスズキの人気小型車、クロスビーも提供。

全日本選手権レースであるスーパーGTのGT300クラスにエントリーしている有力チーム、つちやエンジニアリングをサポート。ポルシェ991は2020シーズンのマシン。トヨタ86とともに写っているのは2019年のスナップ。

乗り物はライフスタイルを豊かにしてくれるツール

「自動車販売のビジネスは、ただクルマを売るだけではありません。クルマを通してお客様のライフスタイルに寄り添うことで生まれる笑顔が、私たちのやり甲斐になっているのです。」

ご自身の最初のクルマはホンダのアコード・エアロデッキ。サーフィンに行くことを考えての選択だった。以後もライフスタイルにあわせてトヨタのスプリンター・カリブ、MR-2などを乗り継いだ。現在は若き日からの憧れであった4輪駆動車を愛車とする。

一方で趣味で乗るのはモーターサイクルだと公言。その愛車歴はホンダ・クラブマン、ヤマハ・SR、そして30代で大型免許を取得、子供の頃、映画「イージーライダー」を見て以来の憧れだったという念願のハーレーダビッドソンを手に入れる。スポーツスターにはじまりナイトトレイン、そして写真のFXDLローライダーは知念さんにとって3台目のハーレー。他にツーリングモデルも所有するそうで、現在はハーレー二台持ちだ。

「乗り物はライフスタイルを豊かにしてくれるツール。」というのが知念さんの持論。ご自身がそれを体現しているわけだ。

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上はハーレーダビッドソンとしては3台目の愛車、FXDLローライダー。下はもう一台の愛車、ツーリングモデルのFLHXストリートグライドだ。

手軽に愛車ケアができるゼロフィニッシュ

年に1~2回は仲間と泊りがけのツーリングに出かけるほど、モーターサイクルを乗り回すのが大好きだという知念さん。メンテナンスは信頼のおける旧知のショップに依頼するが、洗車などのケアにはズボラだという。

そんな知念さんが最近出会って、「これは楽でいい!」と愛用しているのがシュアラスター のゼロフィニッシュだ。

「乗るのが好きだと言っても、毎日乗ってやれるわけではない。ローライダーは最近ショールームに置いているのですが、それでも埃をかぶってしまいます。」

クルマの洗車は人任せにしているという知念さんだが、モーターサイクルはそういうわけにもいかない。

「そんな時、水を使わなくても簡単に愛車をクリーニング、ガラスコーティングまでできてしまうのですから、ありがたいです。」そう言いながら、ゼロフィニッシュとマイクロファイバークロスを手に、愛車の傍に立つ。

「シュッとスプレーして、拭き取りも楽。ゼロフィニッシュなら自分で手軽にできていいですね。」と少しばかり埃をかぶってしまっていたタンクから磨き始めた。

「簡単なのに仕上がりの光り輝きぶりがすごい!」とローライダーを磨く手が止まらない。

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「チュッパチャプスの包み紙のポップなイメージを参考にカスタムペイントしてもらったのです。」という鮮やかなタンクは、クロームのメーターやタンクキャップとともにピカピカに。

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知念さんの愛車には、ロングライド時にライダーの疲れを軽減してくれるフェアリングがオプション装着されている。「ゼロフィニッシュなら透明樹脂のウインドシールドやヘッドライトカバーも磨けます。」

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「エンジンブロックやマフラーなど高温になる部分もこれ一本でいける。シミやムラになることもないので安心して使えます。」

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ゼロフィニッシュで磨いたフェンダーに指を当て「このツヤ感と、キュキュッという感じがいい!」と知念さん。

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取材班が撮影を終わりにしようかというタイミングになっても、「キレイになるのが楽しい!」と夢中になって愛車を磨く知念さん。

ショールームの展示車磨きにも

ショールームの片隅で愛用のハーレーダビッドソンFXDLローライダーを磨き上げた知念さんが、「これも磨いてみましょう!」と歩み寄ったのは、展示されていたデニムブルーメタリックの新型スズキ・ハスラー。

ボンネットにゼロフィニッシュをスプレーして軽く拭き上げると、新車のツヤが一段と艶やかになってゆく。

樹脂製のヘッドライトやクロームのトリム、樹脂製のバンパー、つや消しのワイパーアームなども丁寧に磨いていく。

その仕上がりに満足げな知念さんは、近くのスタッフを呼び寄せて言った。

「このゼロフィニッシュ、毎日の展示車磨きに使えるし、お客様にも紹介したいよね!」

そのあとも辺りを見回し、「こいつもキレイにしよう!」とショールームの入り口に据え置かれている非接触型の検温器までも磨いていた。

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ショールームに展示してあったデニムブルーメタリックの新型スズキ・ハスラーのボディをゼロフィニッシュで磨く知念さん。

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ヘッドライトの樹脂製ガラスやクロームのトリム、つや消しシルバーにペイントされたバンパーのアクセントも磨いてゆく。

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ワイパーアームの片側を磨いて、もう一本と見比べると、つや消しなりに深みのある黒々とした仕上がりになったことが一目瞭然!店舗の入り口に設置された据え置き型の非接触型検温器もピカピカに。「ショールームのいろいろなところがゼロフィニッシュでピカピカにできますね!」と知念さん。

自動車ディーラーにとどまらない情報発信基地に

最後に知念さんとカーライフプランニング湘南のこれからについてもお話を伺った。

「今、自動車はエンジンからモーターへ、人の運転から自動運転へと、大きな変革期を迎えています。しかし私たちの仕事はエンドユーザー、お客様に自動車をお届けすることに変わりありません。」

出口の見えないコロナ禍にあって、経済の先行きも見通せない状況下ではあるが、知念さんのミッションは明確だ。

「お客様のために、そして約20名のスタッフのためにも、生き残っていかなければなりません。そのための差別化にも注力しながらビジネスを少しでも拡大してゆきたい。お店のWEBにはスタッフによるブログの記事が日々アップされているのですが『クルマのことではなく、個人の趣味とか休日に行った場所の話題など、ユニークな発信をして欲しい。』とお願いしています。ショールームという拠点を生かしながら、ビジネスパートナーや仲間、スタッフのアイデアも借りながら、面白い発信をしていきたい。イベントや自動車にまつわるいろいろな商品の販売など、できることは何にでもチャレンジしたいと思っています。」

自動車ディーラーにとどまらない情報発信基地を標榜するカーライフプランニング湘南。知念さんの並外れたバイタリティはもちろん、スタッフによるブログも確かにユニーク。一見の価値ありだ。

今すぐに自動車を買う予定がなかったとしても、藤沢方面にお越しの際は、カーライフプランニング湘南に立ち寄ってみてはいかがだろうか。

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知念太士さん
東京都狛江市生まれ、湘南エリア在住。アパレル関連会社、自動車販売会社勤務を経て独立、カーライフプランニング湘南を設立、代表を務める。休日はツーリングのほか、ゴルフ、サーフィン、SUP(スタンドアップパドルボード)などを楽しむ。「毎年ハーレー仲間と泊りがけのロングツーリングに出かけているのですが、今年はそれが叶わず、ハーレーにあまり乗れていないのがとても残念です。でも家族でバーベキューを楽しむ機会が増えましたね。」と笑顔でお話ししてくれた。

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取材協力:カーライフプランニング湘南 秋葉台店

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神奈川県藤沢市石川6-24−13
TEL:0466-89-0015
営業時間:9:00~17:00
定休日:火曜日
http://www.clp-shonan.com

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