
カーガイが認めたゼロフィニッシュ Vol.16
うどん多喜山館 細谷 弘さん&峰尾雅史さん
うどんが自慢の飲食店だが、オーナーである細谷さんの自由な発想でテイクアウト可能なスウィーツなどいろいろなメニューも展開中。「今後はハンバーガーも提供したいのです。」という。いちばんの理由は、ここがドライブやツーリングのメッカだから。クルマ好きな細谷さんと、店を切り盛りする峰尾さんに、お店のことや愛車のこと、そしてカーケアについて聞いた。

目次
コンセプトは、ドライブやツーリングの途中に寄りたい店
東京・青梅の地に2021年4月にオープンした「うどん多喜山館」は、都内唯一の温泉郷とも言われる岩蔵温泉エリアにある。オーナーの細谷 弘さんは、首都圏で美容室などを経営しているが、飲食店は初めてだそう。
「ここはもともと温泉旅館だったのですが、周辺環境を含めとても魅力的に思えて『ここで飲食店をやってみたい!』と借りてしまいました。」
緑に囲まれ、入間川の支流にあたる清流が流れるホッとするような空気がここにはある。これまで街中、駅の近くでご商売をされてきたがゆえに、この場所に言い知れぬ魅力を感じたという細谷さんの気持ちは、筆者にも理解できる。
「店の前を走る県道28号線は青梅市街と埼玉の飯能を結んでおり、秩父や奥多摩へのアクセスもいい。平日でもツーリングのバイクがたくさん走っています。自分もクルマやバイクが好きなので、ドライブやツーリングの途中に寄ってくれた方に喜んでもらえるような店にしたいと思っています。」

旅館の面影を残す玄関。靴を脱いで店内に入ると、広間がメインダイニングになっており、個室も利用可能だ。バイクは店舗の正面に専用スペースがあり、県道をはさんだ向かい側に広い四輪用駐車場がある。その駐車場の奥に清流が流れている。

店内には細谷さんのコレクションや、交流がある作家や画商が持ち込んだ作品が飾られ、ちょっとしたミュージアムのよう。
和食にこだわらない新メニューも開発中
コシのあるモチモチのうどんをメインにしたメニューのほか、テイクアウト可能なフードにも注力。表面のパリッとした焼き上がりがたまらないたい焼き、ジェラート、ベビーカステラを応用したバブルワッフルなど、スウィーツも人気上昇中だ。メニューの拡大を視野に入れながら和洋こだわらずいろいろなお料理の試作をしているそう。
「清流に面したスペースにデッキを作って、BBQができるように準備中です。和食にこだわらずこの場所を生かした展開をしていくつもりです。」と細谷さんは楽しそうに話す。
取材中にもファミリーカーのお客様や営業車を乗りつけるグループなど、たくさんのゲストが来店していた。
「週末はバイクで来店される方が増えています。近い将来ハンバーガーやホットドッグ、肉料理などもラインナップに加えたいと思っています。」

コシのあるうどんが自慢だが、表面をカリカリに焼き上げたたい焼きも人気。暖かい季節を迎え、テイクアウトを視野に入れたジェラートやアイスなど、スウィーツも充実させている。右はパフェのように華やかなルックスのバブルワッフル。
スタッフの多くがクルマ好き
細谷さんの現在の愛車はメルセデスS350と、BMWのクーペ 630iの2台。欧州車が好きでこれまでにもランドローバーやボルボ、メルセデスのE450やV280を乗り継いできたそう。
「この辺りはクルマ社会なのでスタッフはみんなクルマ通勤です。クルマ好きが多いのもウチのお店の特徴かもしれません。」と話してくれたのは主に経理を担当している峰尾さん。自身も足回りに手を入れた日産フーガを愛車にするクルマ好きだ。
「自分はセダン一筋できました。暇さえあればクルマを磨いています。」という峰尾さんは、手軽さが気に入って、すでにゼロウォーターを使っているそう。
「自分はカーケアにはあまりマメではないですね。」と照れくさそうに言うのは細谷さん。愛車との付き合い方もそれぞれだ。
そんなお二人にシュアラスターのゼロフィニッシュを使っていただいた。
「雨の痕がついちゃって綺麗じゃないんですよ。」といいながらBMW 630iの大きなボンネットに多めにゼロフィニッシュをスプレー、拭き上げていく細谷さん。その拭き取りの手軽さに驚きながら、クロームのキドニーグリル、樹脂のヘッドライトカバー、リアのエンブレムなどを丁寧にケア。ブレーキダストが付着したホイールもみるみる綺麗になってゆく。「この楽さは、カーケアにモノグサな自分にもありがたいですね。」
「手軽な使い心地が気に入ってゼロウォーターを使っていました。」という峰尾さんだがゼロフィニッシュは初体験。「汚れ落としからコーティングまでできてしまうというのがいい。」と言いながら、ボディの塗装面やクローム、樹脂パーツ、インチアップしたホイールをケア。「拭き取りが簡単でこの光沢、カーケアが楽しくなります。」
取材中の駐車場にたまたまやってきたスタッフの中本さんにもゼロフィニッシュを試していただいた。愛車は美しいパールホワイトのキャデラック・エスカレード。そのボディや、クロームが眩しいいグリル、ホイールを施工。手を動かしながら「これ、いいですね。ボディ全部やりたくなっちゃう!」と笑顔に。
飲食店のワクを越えた楽しい展開を
もともと旅館だったうどん多喜山館の2階には大小さまざまな個室があり、交流がある作家や画商が持ち込んだ作品が飾られている。イラストレーターとして活動している筆者(GAOニシカワ)も、2022年の7月22日から31日、ここで作品展をさせていただくことになっている。
「これを機会にクルマやバイク好きなお客様に楽しんでいただける店として、さらにアピールしたいと考えています。飲食店の経営は私にとってはじめてのチャレンジ。その分『飲食店はこうじゃなければ!』という固定概念が薄いのです。『うどん屋だからうどん以外はやらない』という気負いもありません。お客様に笑顔になっていただける工夫はもちろん、自分もスタッフも楽しみながら、ワクにとらわれないお店にしていきたいと思っています。」と細谷さんは笑顔で将来の展望を語ってくれた。

「クルマ、バイク、そして旅好きのみなさんに楽しい時間を過ごしていただけるよう、私たちも新しいメニューなどを準備をしていきます。」と細谷さんと峰尾さん。ちなみにイラストは7月の展示に向け筆者が持ち込んだものだ。
記事で紹介されたアイテム
商品詳細はこちら
■ ゼロフィニッシュ
■ マイクロファイバークロス
取材協力
うどん多喜山館
198-0003
東京都青梅市小曾木5丁目3074−1
営業時間
10:30~15:00(ラストオーダー:14:30)
広い駐車場あり/バイク専用駐輪スペース完備
https://udontakiyamakan.com/
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クルマ、バイクのフィールドを中心に活躍するイラストレーター、クリエーター。アメリカ大陸横断や「ルート66」全行程をバイクで走破。旅をテーマにしたイラストを数多く制作・発表するかたわら、 雑誌・WEB・広告など、様々なメディアにコンテンツを提供。バイクやクルマを軸にしたライフスタイル・フリーペーパー『オンザロードマガジン』の発行人・編集長も務める。
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