モーターサイクルと生きる男たちが認めたゼロフィニッシュ Vol.06 ダイナオ ガレージファクトリー 大石博和さん

静岡県西部、磐田市と掛川市に拠点を構え、バイク・クルマフリークであること、そしてプロの大工であるというバックボーンを生かして『バイクガレージ』という独自のプロダクトを自ら企画・設計・製作。

全国のバイク好きに届けている『ダイナオ ガレージファクトリー』を訪ね、バイクやクルマを磨くのが大好きだという代表の大石博和さんにお話を伺った。

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バイクにたずさわる仕事を求めて

幼い頃からモノ作りが好きで、家業を受け継ぐかたちで大工になった大石さん。日々の仕事にやり甲斐を感じながらも、大好きなバイクやクルマに携わる『何か』を心の奥底で追い求めていたという。

「地元の仲間の影響でハーレーに乗り始め、それを保管するために自らの手で作った小屋が、今のビジネスに繋がる足がかりになったのです。」

大工の技を駆使しながら細部の作りにまでこだわって仕上げた、ハーレー一台を入れるための小屋=据え置き型の小さなガレージから『バイクガレージ』というキーワードを得ることになったのだ。

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最初に手がけたのはハーレー一台が収まる据え置き型のバイクガレージ。その後、顧客の要望に合わせてバイク2台用、クルマが収まるサイズなど、バリエーションが広がっていった。

ダイナオ ガレージファアクトリーの誕生

2003年、まだ国内にはほとんど例がなかったバイク専用の据え置き型ガレージ、すなわち『バイクガレージ』を商品化。

磐田市の国道150号線沿いにある『ダイナオ建築』の事務所にショールームを新設して『ダイナオ ガレージファクトリー』の看板を掲げる。さらにハーレーやガレージにまつわる雑誌への広告掲載、イベントへの出展などを通して全国のバイク好きに向け積極的にアピールした。

教習所で大型自動二輪免許を取得することができるようになって数年、我が国は空前の大型バイクブーム、そしてハーレーブームの只中にあったことも幸いし、大石さんが作るバイクガレージは大きな注目を集め、『ダイナオ』の名前は少しずつ、しかし確実に全国のバイク乗りに周知されることになる。

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磐田市にあるダイナオ ガレージファクトリーの事務所には据え置き型バイクガレージが展示され、ガレージでの楽しみ方を体現したショールームも併設している。
『SAYA SWEETS GARAGE』のロゴが入った大型のバンは、パティシエであるお嬢さんが手作りしたスウィーツを販売するために、クルマ好きでもある大石さんがベース車を手に入れて作ったキッチンカー!

設計、製作、納品まですべてを自分たちの手で

「商品化といっても、当初から同じ仕様・サイズのガレージをいくつも作って売ろうとは思いませんでした。バイクの種類や台数、他に収納するものがあるのか、またどれぐらいの広さの土地に設置されたいのかなど、お客様の要望は様々です。ですから常にお客様のお話をじっくり伺って、心底喜んでいただけるガレージを心を込めて一棟ずつ設計・製作、お届けして設置するところまでを一貫して行ってきました。そのやり方は今も変わっていません。何よりも納品に伺ってお客様が喜んでくださる顔をこの目で拝見することが、私とダイナオのスタッフのやり甲斐になっているのです。」

現在までに北海道から九州まで、日本中のバイク好きのために、約650棟ものガレージを製作・納品してきたという。

これは製品であるガレージのクオリティーの高さはもちろん、大石さんの実直な姿勢、そしてバイク好きならではの細やかな心配りが、全国のバイク乗りにまっすぐに伝わっていることの証に他ならない。

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スタッフはもちろん、大石さん自らもガレージを製作する。
掛川市にあるダイナオ ガレージファクトリーの工場では、角鋼管を切り出して重量級の大型バイクを収納するための頑丈なフレームを製作、壁や床の加工から高い耐候性を誇るガルバリウム鋼板による外装の施行までを行い、ほぼ完成状態のバイクガレージをトラックで全国に届けている。
右下の画像は、比較的初期の納品時のスナップ。このお客様は今もガレージとともにある楽しいハーレーライフを送っているという。

愛車は綺麗にしてからガレージに収める主義

「走ることやカスタムするのと同じぐらい、昔から洗車したり磨くのが好きなのです。」と大石さん。

確かに愛車もお仕事用のクルマも、所有する車両はみんなピカピカだ。

「いつでも綺麗なクルマやバイクで出かけたい性分なので、仕事先、旅先から帰ってきても必ず綺麗にしてからガレージに収めます。忙しくても深夜でも極力そうしています。」

雨が降っていても愛車を綺麗にしたいから、大石さんのプライベートガレージの出入り口には、そのために設置したという大きな屋根があるのだ!

「僕たちが若い頃は、簡単に愛車を綺麗にできるケミカルがあまりなかったから、用途別にカー&バイクケア用ケミカルをいろいろ用意して、すごく時間をかけて愛車を磨いたものです。仕上げには必ずブルーの缶のシュアラスター製の固形ワックスを使っていました。

と懐かしそうに振り返る。

「その頃とは違い、自分も忙しくなったし、世の中のスピード感も速くなった気がします。当然愛車のケアにかけられる時間も限られてしまう。だからシュアラスターからも手軽に楽しみながら愛車の手入れができるラインナップが登場したわけですよね。ゼロフィニッシュは今の時代にあった製品だと思います。」

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ハーレーらしい黒々とした塗装が映えるフロントフェンダーから磨き始める大石さん。今メインで乗っているハーレーは、現行のミルウォーキーエイトエンジンよりも二世代前、エボリューションエンジンを搭載する90年代のローライダー。

年式を感じさせない輝きを維持しているのも、日々の愛車ケアの賜物だと言えよう。

ゼロフィニッシュは待ち望んでいた製品!

「施工場所を選ばずに塗装もクロームも樹脂部分も手軽にケアできるという製品はなかなかないように思います。以前『簡単ガラスコーティング』をウリにした某社の製品をバイクのカウルやウインドシールドに使ったところ、施工から一ヶ月ほど経った段階でバリバリとヒビが入ったようになり、剥がれてしまったことがありました。」

そんな経験をしてきた大石さん。

「だから信頼性抜群のブランド『シュアラスター』が、簡単洗浄&ガラスコーティングを謳う『ゼロフィニッシュ』を出していると知って、さっそく使ってみました。ちょっとしたホコリから油などの頑固な汚れまで手軽に落とせるし、本当に簡単で使いやすい。塗装やクロームメッキ、高温になる大排気量エンジンやマフラーまで、これ一本で綺麗になる。『黒い部分をより黒くする』というのが意外に難しいと思うのですが、光沢のある塗装部分から、つや消しのマフラーまで、文字通り黒々した仕上がりになり、ガラスコーティングによってその状態が長持ちするのも嬉しいですね。」

大掛かりな洗車・ワックスがけだけではなく、普段からマメに愛車を拭き上げているという大石さんにとって、ゼロフィニッシュはまさにうってつけ、待ち望んでいた製品であったわけだ。

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ノーマルよりも高めの位置に装着したハンドルバーとフェアリングで、流行のクラブスタイル風に仕上がっているローライダー。

樹脂製のフェアリング、ウインドシールドもゼロフィニッシュでピカピカに。

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黒いタンクの塗装はもちろん、クロームのシリンダーヘッドやS&S製のエアクリーナーカバーも、つや消しのペイントが施されたサンダーヘッダーマフラーも、全てゼロフィニッシュで磨いている。

クルマやヘルメットにも

愛車のケアもガレージとともにあるライフスタイルに欠かせないアクティビティーだと、大石さんは言う。

「ガレージで保管していてもホコリをかぶってしまうので、出かける前のわずかな時間に水を使わずにササッと愛車を綺麗にすることができるゼロフィニッシュは実にありがたいですね。」

そう言いながら、ローライダーのケアを終えた大石さんは、奥様のスポーツスターの白いタンクも楽しそうに磨く。

「バイクだけじゃなく娘のジープラングラーと、自分のトヨタFJクルーザーにもゼロフィニッシュを使っています。」

広いガレージの横に設けられた小部屋に保管しているジェットタイプやシールド付きヘルメットのケアにもゼロフィニッシュは活躍している。

「とにかく何を磨くのにも使えるので、もっと大きな缶が欲しいですね!」

と大石さんは笑う。

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ゼロフィニッシュがすっかりお気に入りの大石さんは、自身のハーレーだけでなく、奥様のスポーツスター、そしてクルマやヘルメットも全てこれ一本で磨いているという。

これからもガレージの楽しみを伝え続けたい

今回の取材では、磐田にあるダイナオ ガレージファクトリーの事務所とショールーム、掛川のファクトリー、さらには大石さんのプライベートガレージにもお邪魔したが、どの場所も随所に工夫と遊び心があふれていた。

それは大石さんの趣味趣向が反映されているからに他ならないのだが、さらにその根源をたどってみると、ガレージづくりに込めた大石さんの熱き思いに行き当たる。

「お客様のご要望に合わせ、心を込めて製作したガレージをトラックに積んで全国にお届けする。そこではバイク好きであるご主人だけでなく、必ずと言っていいほどにご家族みんなの笑顔が私たちを迎えてくます。ガレージはバイクを保管するだけの小屋ではない、ライフスタイルをより豊かにしてくれる場所であり、人生を楽しくしてくれる素敵な空間なのです。ダイナオ ガレージファクトリーの仕事は、バイクの保管場所を製作・お届けするだけではない、ガレージを軸にしたハッピーをご提供することだと思っています。」

そう、大石さん自身がその体現者なのである。

家族みんなで楽しむアウトドアやガーデニング用品を収めるための『ホビーガレージ』、家庭用防災倉庫であり非常時はシェルターにもなる『119ガレージ・備えと庫』など、大石さんの柔軟な発想が生んだ派生モデルもまた、バイクガレージと同様に大きな反響を呼んでいる。

「テレワークが一般的になろうとしている中で、愛車とともにある生活を楽しむ場所であると同時に、仕事場としての機能もガレージに与えてみようと完成させた最新作が『テレワークガレージ』です。もとはプラモデルを作るための『ホビーガレージ』として企画していたものに、大きめの折りたたみデスクを追加するなどして『リモートワークできるガレージ』を目指して作りました。」

次々湧き出るユニークなアイデアと、それを形にするテクニック、そして行動力。ダイナオ ガレージファクトリーと大石さんの行く先には、これからもたくさんの笑顔が溢れることだろう。

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左上は、雨天でもカーケアができるようにプライベートガレージの前に設置した屋根。
右上は家族の趣味の道具を収めるための『ホビーガレージ』。
左下は万一の際は就寝することができ、ソーラーパネルとバッテリーによって電源も確保できる家庭用防災倉庫『119ガレージ・備えと庫』。
右下は静岡ホビーショーに出展して注目を集めた、プラモデル作りを楽しむための『ホビーガレージ』。

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最新作は、趣味のスペースでありながらリモートワークにも対応できる『テレワークガレージ』。

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プロの大工としての技、趣味人としての知識と着想、そして遊びの達人としての経験を総動員してガレージをテーマにした楽しいライフスタイルを提案している『ダイナオ ガレージファクトリー』代表の大石博和さん。

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取材協力

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ダイナオ ガレージファクトリー
静岡県磐田市福田3101-1
TEL: 0538-55-6655

※ショールームご来店の際は事前のご連絡をお願いします。
http://dainao.net/

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