
モーターサイクルと生きる男たちが認めたゼロフィニッシュ Vol.01-Pine Valley(パインバレー)秋山ナオキさん
photo&text: Gao Nishikawa
マフラーを中心としたアメリカ製パーツの輸入販売にはじまり、現在ではインジェクションチューニングのスペシャリストとして、日本全国のハーレーダビッドソン・フリークから熱い視線を集めているのが、横浜のベイサイドに拠点を構える『パインバレー』。自身の目利きで同店のラインナップにシュアラスターのゼロフィニッシュを加えたという店長の秋山ナオキさんを訪ね、お話をうかがった。
パインバレー外観
目次
横浜のベイサイドエリア、幸浦にある「パインバレー」
2008年に北米仕様のハーレー純正マフラーの輸入・通信販売をスタート。日本仕様とは音質が異なる『北米マフラー』は人気を呼び、2011年には横浜・本牧のショッピングモール内に店舗をオープンする。2年後にシャシダイナモを導入し、他のビッグバイクより遅れてやってきたハーレーの『インジェクション・チューニング』ブームにいち早く対応、同店の主力となるサービスにまで育て上げた。昨年、横浜市金沢区幸浦への移転・拡張を機に、要望が多かったトライク(リア2輪の三輪モーターサイクル)にも対応できる大型のシャシダイナモを追加導入、クイックに、そしてより多くのニーズに対応できるようになったという。
「パインバレー」はトライクに対応できるシャシダイナモも備えている
チューニングはマフラーとエアクリーナーの交換とセットで行うのが定番の人気メニュー。2017年以降のビッグツインモデルに搭載されているハーレーの新世代エンジン『ミルウォーキーエイト』では、メニューにハイカムへの交換を加えることも多いそう。ちなみに同店がインジェクション・チューニングを開始してから今日までに手がけた車両の数は2,500台を超えており、2019年は一年間で500台以上の実績だというから驚く。
全国のハーレーフリークが信頼を寄せる
全国のユーザーから持ち込まれたハーレーたちがチューニングされる広いワークショップ
「チューニングのお客様の中には、関西・中国エリアから自走で来店される方、さらには北海道や沖縄から陸送サービスを利用して、私たちに愛車を託してくださる方もいらっしゃいます。」と秋山さん。
しかしその話しぶりは終始謙虚だ。「我々のここまでの展開は、すべてお客様からいただいたご意見・ご要望に基づくものであり、ニーズにお応えした結果にすぎません。つねにお客様の声に耳を傾け、最適なサポートとは何かをスタッフと話し合い、ひとつひとつ丁寧に実行に移してゆく。それが『パインバレー』の変わらないスタンスなのです。」
輸入商材の英文マニュアルは日本語版を製作、取り扱い方や取り付けに関する電話サポートも当初から積極的に実施。商品の特徴や使い方を説明する動画も自社で製作、配信している。
「そんな一つ一つの積み重ねもあってなのでしょうか、『いつも通販で商品を買っていたけれど、一度お店に来てみたかったのです!』とツーリングや出張などの際にわざわざ足を運んでくださる遠方にお住まいのお客様もいらっしゃいます。」
スタッフが本当に気に入ったものだけを扱う
アメリカ直輸入のヘルメット こだわりのアイテムがズラリ
ショールームにはパーツだけでなく、アメリカから直輸入しているヘルメットをはじめ、秋山さんとスタッフの皆さんの目利きで集められた、旬で魅力的なアイテムが並ぶ。
店頭や通販で取り扱う商品群もトレンドを意識しつつ選択、顧客に寄り添ったラインナップになっている。「スタッフ全員がアンテナをはり、アイデアを出し合いながらチョイスしています。選択の基準は『ここでしか手に入らないモノ』や『お客様にご紹介したいモノ』です。
ゼロフィニッシュは拭き上げがラク
「ゼロフィニッシュは手軽に使えて、拭き上げがとても楽なところがいいですね。」と秋山さん。
「シュアラスター のゼロフィニッシュは私が見つけました。ネット上でのユーザの評判がとてもよくて、一度自分で使ってみたいと思ったのです。」自身の愛車の洗車にはあまり熱心ではないという秋山さん。
だからこそ『簡単洗車・簡単コーティング』をうたう商品に心惹かれ、そのいくつかを試したそう。「いいモノはいろいろありますが、ゼロフィニッシュはこれまで使ったどの商品よりも使いやすい。スプレーした時の霧の出方が細かいからなのでしょう、拭き上げがとても楽なのです。あまりにも汚れがひどい時には水洗いをしますが、車体が濡れていても使用できてしまう。
この手軽さでガラスコーティングまでできるのですから、モノグサな私のようなユーザーにもピッタリな商品といえるでしょう。自分の愛車はもちろん、いつもキレイにしておきたい店のトランポもゼロフィニッシュで磨いています。」
マット塗装のメットOK
塗装面だけでなく、クローム、樹脂パーツ、ウインドシールド、ヘルメットなどにも使え、マット塗装に対応しているのも嬉しいポイント。
パーツを選ばず使えるゼロフィニッシュ
秋山さんの心を掴んだゼロフィニッシュの特徴は他にいろいろ。ハーレー純正だけでなくアフターマーケットのパーツでも数多く採用されているクロームメッキやマット塗装、さらには樹脂製のウインドシールド、ヘルメットまで手軽にクリーニング、そしてガラスコーティングができてしまうのが嬉しいという。
マフラーやエンジン周りなど、高温になる部分に使用できるのもゼロフィニッシュ独自の美点。
ゼロフィニッシュ独自の耐熱性能も大きなアドバンテージだ。「ハーレーの魅力を支えている大排気量Vツインエンジンは、ヘッドやシリンダーブロック、オイルタンク、エアクリーナーカバー、マフラーなど機関部の多くが非常に高温になります。 それゆえ他社の製品にはない特徴である『耐熱300度の試験にクリア』というところがいい。エキパイなどに付着しても、シミになったりしなかった。ありがたいですね。」
ガラスコーティングによってもたらされる、汚れのつきにくさ、そして付いてしまった汚れの除去の容易さも『いつでも愛車をピカピカにしておきたい!』というハーレーオーナーにとって大きな魅力であるに違いない。
ゼロフィニッシュが「パインバレー」のラインナップに加わった
たくさんのハーレー乗りにゼロフィニッシュを体験してほしいとお話しくださった「パインバレー」の秋山さん
たくさんのハーレー乗りにゼロフィニッシュを体験してほしいとお話しくださった「パインバレー」の秋山さん。
同店の商品選びの基準である『ここでしか手に入らないモノ』の反対は、言うまでもなく『ここでなくても手に入るもの』、ゼロフィニッシュは本来であれば対象外なのかも知れない。 しかし、店長以下、スタッフの皆さんもその使いやすさや性能に惚れ込み、『お客様にご紹介したいモノ』のひとつとして、晴れてラインナップに加えられているのである。
「パインバレーの店頭では、いつでもゼロフィニッシュをお試しいただけるように準備を整えています。 この素晴らしさをお客様にお伝えするには、とにかく体験していただくのが一番ですから。」
と、秋山さんはこの日一番の笑顔を見せてくれた。
シュアラスター のガソリン添加剤「ループ・パワーショット」とともにパインバレーの取り扱いアイテムに加わっているゼロフィニッシュ
取材協力:Pine Valley (パインバレー)
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クルマ、バイクのフィールドを中心に活躍するイラストレーター、クリエーター。アメリカ大陸横断や「ルート66」全行程をバイクで走破。旅をテーマにしたイラストを数多く制作・発表するかたわら、 雑誌・WEB・広告など、様々なメディアにコンテンツを提供。バイクやクルマを軸にしたライフスタイル・フリーペーパー『オンザロードマガジン』の発行人・編集長も務める。
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