
唯一無二のモーターサイクルURAL SIDECAR
その魅力を伝えるブラドさん、シュアラスター製品をインプレ
ブラッド・ピッドやプーチン大統領といった著名人も愛するユニークなサイドカー。
どこか懐かしいスタイルを持ちながら、世界一過酷と言われるモンゴルラリーなどでも、その実力は実証済みの“ウラル・サイドカー”。その格別な存在感は、我が国でもたくさんの人々に愛されている。
そんなウラルの魅力を発信するURAL JAPAN代表、ブラドさんは大の日本贔屓。ブラドさんにゼロフィニッシュ、マスターワークス カーワックスの2種類のシュアラスター製品を試してもらった。
目次
個性たっぷりウラル・サイドカー
唯一無二の存在であることから、幅広い層に支持されているロシア製サイドカー“ウラル”。
通常のモーターサイクル同様の後輪駆動モデル“URAL CT”と、後輪と側車の車輪がシャフトで繋がるパートタイム2WDの“URAL GEAR UP”。2つの定番モデルに加えてドローン搭載モデルや、カスタムカラーなど、毎年さまざまな限定車を発表し人気のモーターサイクルである。
本来、大型自動二輪免許が必要となる750ccの水平対向2気筒エンジンを搭載するウラルではあるが、2WDということで、日本の法規上、普通自動車運転免許で運転できる “ギアアップ”は非常に多くのユーザーに支持されている。
通常の後輪駆動の“CT”はその低重心とナロートレッドにより、よりスポーティなライドが楽しめる。それぞれ魅力溢れるサイドカーだ。
こちらは普通運転免許でも乗れるモーターサイクルURAL GEAR UP 2020モデル


外観はそのままに各部はアップデートされた現行モデル
第二次世界大戦当時とほぼ変わらない基本設計を持ちながらも、ケイヒンのインジェクションシステムや、ブレンボのブレーキを採用するなど、各部はアップデートされており、信頼性も抜群に向上している。そして、悪路においても、ほとんど2輪を駆動する必要のないほどの安定しており、CT、GEAR UPともに優れた走破能力を持つ。
また船と呼ばれる側車への積載能力は、ロングツーリングなどにも非常に頼もしい存在となっているのだ。

端正なクラシックモーターサイクルのたたずまい

水平対向749ccの心臓部

信頼のストッピングパワー“brembo”

後輪もブレンボを採用

セレクタにより2駆となる

動力伝達はシャフトドライブ

2WDの文字も誇らしげだ

シンプルなメーターはacewell

下部は収納となるサイドカーのシート

ゴムサスペンションにより乗り心地は抜群
ウラルと同様に魅力いっぱいのURAL JAPAN代表のブラドさん

この魅力溢れる乗り物を正規輸入しているのが大阪市に本拠を構える“URAL JAPAN”。その代表であるボリヒン・ブラジスラーフさん、日本語の発音では難しいためブラドさんという呼び名で親しまれている。
そんなブラドさん、幼少期より習っていた空手を通し、日本の文化に興味をもち、大学では日本語を専攻。卒業後2012年には恩師である大学教授の紹介で来日し、我が国でウラルの魅力を伝えている。
その積極的な活動は、過去、北海道周遊や、極寒の北海道宗谷岬へのツーリング、さらには海を越えてのウラル・サイドカーの故郷“ロシア”極東ウラジオストクから沿海地方への“アドベンチャーライド”を企画し、参加したユーザーを楽しませてくれている。
ロシアライドはロシア最大ネットワークを含む複数のメディアでも紹介され、各地で大いに歓迎された。
“真冬の北海道アドベンチャーライド”





“ウラルの故郷ロシア アドベンチャーライド”







そんなウラル 普段はどんな洗車方法?

道なき道を物ともせずに走破するウラル。当然、そうした悪路を楽しむユーザーも多い。ブラドさんは、通常どのようなケアを推奨しているのであろうか。
ロシア時代からモーターサイクルに親しみ、エアゾールタイプのワックスを愛用していたというブラドさんに固形ワックス“マスターワークス カーワックス”を試してもらった。

(ブラドさんコメント)
「普段はエアゾールタイプの水なし洗車がほとんどですね。ウラルは、モーターサイクルと同様に、スポークなど細かい部品が多いのと、固形ワックスは伸びがあまり良い印象がなく、ほぼ使ったことはありません」
「でも確かに、ウラルには、タンクだけでなく側車の部分など通常のモーターサイクルよりも面が多いので、水弾きのよい固形ワックスが有効な部分も多いかもしれませんね」
「なるほど、スポンジを水に濡らすことで、ワックスも綺麗に伸びますね。こうして小範囲での作業していくんですね。固形ワックスは、あまり経験がないのですが、これだけ伸びもいいとワックス掛けの作業も楽しくなりますね」







シュアラスター マスターワークス カーワックス を使ったブラドさん。使いやすさに加えパッケージデザインもカッコいいですと好印象です。
2台のウラルCTとCWEAR UPを実際にライド

開放感という意味では、モーターサイクルと同様の気持ち良さがあるウラルですが、運転は、曲がるときには姿勢移動ではなく、クルマと同じようにハンドルを切って曲がるというのも特徴。
ブラドさんの運転でサイドカー体験をしたあと、筆者もウラルをドライブ。



出先での汚れを想定。ゼロフィニッシュを試す
そしてツーリングや日常使用での泥跳ねなどを想定した外出先で有効な“シュアラスター ゼロフィニッシュ”を試してもらいました。


(ブラドさんコメント)
「ゼロフィニッシュは、コンパクトで持ち運びやすいですし、我々が行っているハードなツーリング旅行、URAL ADVENTURE RIDEにも最適ですね。泥道を走ったあとも、ウラルは常に綺麗にしておきたいですから」
ここで、取材に同行していたURAL JAPANスタッフ堀内さんから
「ポリカーボネイトのスクリーンから、タンク、スポークまで、ひと吹きで綺麗になりますし、マットカラーのボディにも使えるので、僕はいつも使ってますよ。」
「えっ!?堀内くん、はやく教えてよ」
というやりとりも(笑)。
ブラドさんのもうひとつの顔をご紹介

実はブラドさん、幼少期よりの空手にはじまり、その後は剣道に熱中。ロシア時代ジュニアの大会で何度かの優勝経験もある腕前。
現在も武術への興味が尽きない。そして、さまざまな国の武術を修練しているなかで、フィリピンの武術“カリ”と出会う。実戦的でありつつ、基本の動きと原理は、至近距離から中距離、長距離とすべてのシーンにおいて対応できるスタイルがサバイバルにもっとも適していると修練中だ。
また、幼少期に熱中した空手は、来日してからは沖縄空手、沖縄古武道へと発展しトレーニングを継続。さらには自らの道場も主宰し、稽古希望者を募集している。
健康維持からエクササイズにもオススメとのこと。サイドカー、武道ともに、ご興味ある方は、ウラルジャパンまで、気軽に問合せてくださいとのことだ。
沖縄空手と沖縄武術
こちらはフィリピン武術 カリ
さらには映画俳優としても、アクションシーンを演じた2作品がある。
ブラドさんの出演する夜西敏成監督最新作「スティールアンジー」はスペインのNOIDENTITY国債アクション映画祭、オフィシャルセレクションにも招待。なにごとにも積極的なブラドさんにも目が離せない!?
スティールアンジー“STEEL ANGIE”予告編
ウラルを新規ご成約いただいた方にゼロフィニッシュをプレゼント

今回はウラル・サイドカーに興味を持ち、期間中にご成約いただいたユーザーに、手軽に本格ケアが楽しめるシュアラスターの洗浄&コーティング剤「ゼロフィニッシュ」と、拭き上げに最適な「マイクロファイバークロス」をセットで、先着50名の方にプレゼントします。
全国に16店舗(https://www.ural-jp.com/ja/dealers)あるウラル正規ディーラーどちらの購入でも対象となります。
今回興味を持たれた方や、以前から気になっていた方も、この機会に“唯一無二”の存在を手に入れてみてはいかがでしょうか。
記事で紹介されたアイテム
取材協力
ロシアライド ドローン撮影
関連記事
関連リンク

本業はフリーランスとして活動中のスチールカメラマン。愛車は1931年Austin Sevenから、1964年のFord Angliaなど、旧いクルマばかりを10台あまり所有し、日常生活はもちろんのこと、遠方への仕事にも使用。趣味のヒストリックカーレースでは、戦前車からスポーツカー、ツーリングカー、葉巻型フォーミュラーカーまで乗りこなす。そうした経験から自動車専門誌や、雑誌での特集記事などの執筆も行い、半年に一度、雑誌「The Vintage Wheels」の編集長として、旧い2輪車、4輪車の魅力を発信中である。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。