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中古車売買虎の巻 車を高く売りたい!『フォルクスワーゲン』篇
春、別れと出会いの季節。クルマを手放すという方も少なくないでしょう。長年相棒のように一緒に暮らし、雨の日も風の日も走ってきた愛車。別れる時に寂しさはつきものです。しかし、新生活でクルマが要らなくなったり、その時の自分にあったクルマを手に入れるために乗り換える。クルマを手に入れる、クルマと共に暮らすということだけが必ずしもカーライフということではありませんね。
手放し方へのこだわりも、立派な、あなたらしさを込めることができるカーライフのワンシーンなのです。自分が乗るのにきれいにしたいという洗車ももちろん大切ですが「今までありがとう」という思いを込めて洗車をするのもいいのではないでしょうか。
あなたにとってはお別れのそのクルマも、別の誰かにとっては迎え入れる新たな相棒になるクルマ。少しでもいい条件で手放したいと思ったら、そんな次のオーナーの気持ちに立って愛車をきれいにする。大切なことですね。
また、もっと現実的な問題として、愛車を手放すときに少しでも車を高く売りたい。そう思う方は多いはず。そのためにも、次のオーナーさんが気持ちよく乗れるよう綺麗にケアしてから手放すことは大切です。本企画では中古車取扱企業トップのガリバーとシュアラスターが協力し、中古車を少しでも高値で売れるようにするための工夫を、実際にお客様のクルマで検証します。果たして洗車することでどのくらい反響は変わり、売却金額がそれによって上がることはあるのでしょうか。
目次
今回の中古車
フォルクスワーゲン ニュービートル
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今回実際検証するのは、フォルクスワーゲンニュービートル。往年の名車ビートルの愛称で親しまれたタイプⅠをモチーフに、現代によみがえらせた一台。新車当時、どこか固く高性能ながら、どうしても男性的なイメージの強かったドイツ車ながら、その愛嬌あふれた外観も人気を博し、女性や自動車自体初めて購入するというエントリー層など幅広い支持を集めました。中身はFFレイアウトのゴルフのものを踏襲。高い信頼性と絶対的な品質・性能をバランスよくまとめ上げたモデル。
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往年の名車の雰囲気をモダンに、そしてポップにまとめ上げた一台。大きな窓は解放感も高く、自動車が持つ定点間の移動という事務的な価値に加え、ドライブする歓び、クルマがある暮らしの楽しさなどを多くの人に体感させた一台と言ってもよいのではないでしょう。このニュービートル。実際に洗車してから売却することで、有利になるということはあるのでしょうか。
クルマの価値はゼロ!?
ガリバーで20年以上査定をされている大ベテランの小川さんにこの車の査定について伺ってみました。
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「このお車を査定したところ、通常の買取店では価値をつけることが難しい状況です。このようなお車は、ご自身でクルマの希望売却価格を決めれる、クルマの個人間売買『ガリバーフリマ』をオススメしています。ガリバーフリマでは、ネット上でクルマを見ていただくので、特に写真や紹介文でクルマの魅力を伝えるのがポイントです。車を高く売るには洗車をして頑固な汚れをしっかり落とすことで写真写りも良くなりますし、なによりも次のオーナーさんが気持ちよくなり続けてくれるでしょう。」
査定の結果は厳しかった。しかしこれはコストをかけて流通させる場合の残存価値の話で合って、クルマとしての価値がないわけでも、魅力が乏しいわけでもありませんね。
また、ガリバーフリマは、書類やとお金のやり取りなど、煩雑で面倒な部分はガリバーが代行。少しでも好条件で手放すのであれば個人間売買は強い味方ながら、心配な部分を払拭してくれる自動車流通を専門に手掛けてきたガリバーのサポートもある。今、自動車売買における注目の選択肢と言えるでしょう。
「見た目の評価は大切で、プロの世界のオークションでも洗車してキレイにして出品すると入札されやすかったり、想像以上の高値で落札されることも多々あります。」
もちろん洗車の有無で査定結果が変わるわけではありません。しかし、業者であっても個人であっても、落札するのは人間だということ。第一印象は大切です。洗車でその印象はどのように変わるか楽しみですね。
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シュアラスターのコメント
ケアを担当するエバンジェリスト 平野勝一
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シュアラスターの開発担当で洗車のプロフェッショナル。整備士の資格を持ち国際B級ライセンスを持っており、エンジンなどの整備についても詳しい。
「状態は悪くありませんが、特にケアをされることなく出品されていたので、ネットで見たときに見劣りしてしまうのではないでしょうか。プロに依頼しなくてもカー用品店やホームセンターなどで取り扱っている洗車用品を使って洗車をすれば見違えるように生まれ変わります。ネットなどで少しでも車を高く売るには、撮影前の洗車は必須でしょう。」
今回の中古車の気になる汚れ
樹脂パーツの劣化
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未塗装樹脂パーツは紫外線の影響で白ボケて見えてしまい、よけいに経年劣化した感じを受けます。こうしたところは、カー用品店などで補修用ペイントなども販売しています。そうしたものを活用して塗ってみたりするのも一つの方法かもしれません。繕うのではなく、第一印象を良くする。そんな気持ちで見てくれる人の目線で見直してみるといいかもしれません。しかし、シュアラスターなら、他の部分のクリーニングを行うクリーナーで、こうした部分にも活用できる商品があります。それについてもご紹介します。
ヘッドライトの黄ばみ
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クルマの経年劣化がかなり顕在化しやすい箇所ではないでしょうか。どんな高級車でも、ヘッドライトが黄ばんでいると、どこか古めかしく、みすぼらしい印象を受けたりするものです。クリアなヘッドライトの方がパッチリとした目のような感じになり、若々しい印象を受けます。
また、ボディ表面がくすんで見えるのは鉄粉の仕業ではないでしょうか。そんな変なところには行っていない、という方も、洗車をする際にボディをなでるとざらついた感触があるかもしれません。そのざらつきはまさに鉄粉なのです。洗車用粘土で取り除くことができるのです。シャンプーで洗車するだけでもかなり違いますが、鉄粉除去もできればなお言うことはないでしょう。
オシャレな車は足元が大事
タイヤとホイールはクルマでいうところの、いわゆる足元ではないでしょうか。ここもきれいにするとだいぶ印象が変わるものです。
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欧州車は国産車に比べブレーキの構造が違うのでブレーキダストが出やすく、ホイールに汚れが溜まりやすくなります。せっかくのアルミホイールを装着していても汚れに包まれているのは残念ですよね。この汚れは落ちない!多くの方がそう感じられているようですが、そんなことはありません。専用の用品を使うことで、汚れをしっかり落として足回りをピカピカに復活することができます。
今回使う洗車用品はこちら
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やってみた
まずはシャンプーで洗車して表面の汚れを落とす
水洗いをしてから、シャンプーでボディ表面の汚れを落とします。基本は上から下に汚れを落とすように優しく洗います。泡をしっかり立ててまんべんなく汚れを包み込んでいきましょう。泡を延ばすという感覚でやっていると洗い流したときにムラが目につくかもしれません。しっかりやりたいという場合は全体を一気にやるのではなく、小さな部分ごとに洗っていくと良いでしょう。
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スピリットクリーナーで水アカや小キズを落として、ボディをリフレッシュ!
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ドアノブの周り、爪が当たったりして線上の傷がついていることもあるかもしれません。また、細かい傷は、石が跳ねてきてついてしまったり、道を走っているわけですので、完全に守ることは難しいでしょう。そうした小さな傷は補修できる商品も用意されています。
クリーナーをスポンジにつけて擦るだけで水アカや小キズがみるみると落ちます。きれいになっていくと洗車の作業そのものが楽しく、汚れが落ちていくことに喜びを感じることになるかもしれません。
足回りをケアして足元を締める
ホイールの頑固な汚れを落とす
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ホイールはブレーキダストや路面の汚れがつくだけでなく、高速で走ると熱を持つので汚れが固着してシャンプー洗車などでは取れなくなってしまいます。専用の用品を使って汚れを落としましょう。
ホイールクリーナーで汚れを落とす。スプレーしてスポンジでこするだけでみるみる汚れが落ちていきます。
さらに、残ったブレーキダストを落とすには、ネンドクリーナーを小さくちぎって指先にあてて水を流しながら軽くこすります。力を入れると傷がつく恐れがあるので要注意です。ちなみに、4輪あると前の二輪の方が汚れが多いかもしれません。ブレーキをかけ制動する場合、前にあって車重が一斉にかかりがちな前輪のブレーキへの負担が大きいものです。ダストの量や、熱でこびりついたレベルもフロントの方が顕著なことが多いのはそのためです。こびりつきを防ぐなら、こまめな洗車がおすすめです。
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タイヤのツヤを出して引き締める
最後の仕上げは、タイヤコーティング+Rでタイヤにツヤを出す。新品のような自然なツヤが復活し、足元が引き締まります。
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ヘッドライトの黄ばみを落としてパッチリ目に!
ゼロリバイブを使えば簡単にヘッドライトの黄ばみやくすみも落とすことができます。クリアなヘッドライトが復活!
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白ボケていた未塗装樹脂パーツを黒々復活
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内装の汚れをキレイにして快適空間
あらゆるオーナーさんが気にするのは、車内の快適性ではないでしょうか。匂いがしていたら、ダッシュボードやドアの内側などに汚れや擦り傷は、パーツの素材によって用品を選び分ける。
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仕上がり!
ピッカピカになりました!
さぁ、小川さんいかがでしょうか!?
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ガリバーの査定士 小川さんに再度クルマの感想を聞いてみました。
「だいぶ見違えますね。年式的にもぐっと新しくなったかのような輝きになりましたね。中古車にはつきものの小傷の類はかなり目立たなくなりました。査定の際にチェックした傷でも、洗車によって取らずに済む傷もありますね。」とのこと。これは期待してもいいかも!!
価値ゼロのクルマが手取り13万円で売却!
査定士の方のコメント
「小傷の量がだいぶ少ないのと、掲載した際の写真映えは格段に向上しています。ガリバーフリマでニュービートルを探しているお客様なら、すぐに響きそうですね。」とのこと。
結局手取りで13万円で売却できました。買取が難しいと言われたクルマがこの値段で売却できたのです。やはり、これは洗車しておいたせいかもしれません。
車の売却をご希望の方
これからは『買取』だけではなく、『クルマの個人間売買』も高く売るために注目しておきたいですね。
そのために忘れてはいけないのは、美しさも大切ですので、シュアラスター製品でケアしてから買い取りやガリバーフリマでの出品の依頼をしてください。
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