ガソリン添加剤『LOOPパワーショット』体感レポート in ライディングパーティ
- Tohru Tamiya
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2019年3月30日(土)に千葉県の袖ケ浦フォレスト・レースウェイで開催された今季初の「ライディングパーティ」で、ガソリン添加剤「ループ パワーショット」の効果を一般ユーザーの方々に体感していただくイベントを実施しました。
「ライディングパーティ」は、枻出版社のライダースクラブ誌が主催するバイクのサーキット走行会。速さを追求するのではなく、安全な環境と装備で純粋にライディングを楽しむことを目的とした、オトナのサーキットライディングイベントです。ガソリン添加剤「ループ パワーショット」は、給油時にガソリンと混ぜて使用することで、燃焼室や吸気バルブあるいはインジェクターなどに付着した汚れを除去し、エンジンのベストコンディションを維持。加えて、特殊潤滑剤によるコーティングでピストンなどの動きをスムーズに保つ効果も与えてあり、パワー感やスピード、スロットルレスポンスの向上などが期待できる製品です。
今回の走行会では、その効果を体感していただくため、希望された10名以上の参加者に、走行枠の途中でガソリン添加剤「ループ パワーショット」を入れていただきました。エンジンの種類で考えると、排気量250ccクラスの単気筒エンジンから1400ccクラスの並列4気筒エンジンまでバラエティ豊か。ユーザーさんのライディングレベルや経験値もまちまちで、それらによって体感できた効果にも違いが現れるちょっぴり“おもしろい”結果となりました。
目次
体感の結果
ガソリン添加剤 ループ パワーショットを11名の方に体感いただきました。走りの変化についての結果はこちら!
パワーが上がったと感じた:91%
スピードが上がったと感じた:91%
レスポンスが上がったと感じた:100%
体感インタビュー
小排気量単気筒エンジンの高回転域で効果を実感!
その中でまず印象的だったのは、250ccクラスの単気筒エンジンを搭載したホンダのCBR250Rを駆る2名のライダーが、コンディションが異なるそれぞれの愛車に添加して、ほぼ同じ体感をレポートしてくれたこと。「じつはこれまで、9000回転からレッドゾーンとなる10500回転までの伸びが非常に悪かったのですが、この添加剤を入れたらレブリミットまでしっかり回り切るようになりました」という1名に対して、もう1名のユーザーも「8000~9000回転くらいでボコボコする感じだったのですが、それが消えてトップエンドまで気持ちよく吹け上がるように!」と、うれしそうに話してくれました。
このバイクは最高出力が27馬力(2014年モデル以降は29馬力)で、これが5%増えたとしてもその差は1.5馬力以下。このためどちらのユーザーも、大幅なパワーアップフィーリングは得られなかったようですが、最高出力発生回転数は8500~9000回転なので、これよりも下の領域でモタつきが発生していた場合、パワーロスが生じていた可能性もあります。ガソリン添加剤「ループ パワーショット」により、本来の性能を取り戻せた可能性は高そうです。
また250cc単気筒マシンの場合、それほど大きなサーキットではない袖ケ浦でも比較的高回転をキープできてしまうため、スロットル操作に対するレスポンス向上を体感するのにも不向きなクラスと予想していましたが、どちらのユーザーも「スロットルオープンに対するツキのよさは感じられました」と、中高回転域でもレスポンスアップを感じていました。
並列4気筒エンジンは中回転域での効果がわかりやすい!
一方で、パワーという点では有り余るほどのパワーがあるリッタークラスの4気筒エンジン搭載車に乗る方々は、車種やテクニックや走り方によって体感結果がわかれました。例えばカワサキのニンジャZX-14Rを操るユーザーさんは、「あれ、なんかオレのバイク速くなったぞ!」と感じたようですが、具体的にそれがどのような効果の結果なのかというところまではつかめなかった様子。袖ケ浦は最長ストレートが約400mで、1周2436mの中に14個のコーナーがあるテクニカルコース。最高出力200馬力でメーター読みの最高速度が299km/hに達するZX-14Rのポテンシャルを発揮させるにはややタイトなことから、「ゆっくり分析するほどの余裕は……」ということでした。静岡県の富士スピードウェイや栃木県のツインリンクもてぎなど、よりストレートが長いサーキットで検証してもらえば、より細かなフィーリングや性能の違いを体験できるかもしれません。
また、同じ並列4気筒エンジンでもスーパースポーツ系となるBMW・S1000RRのオーナーさんにお話をうかがうと、「高回転まで回すまでもなく、すぐにレスポンスがよくなったことがわかりました!」との回答をいただきました。中回転域のスムーズなフィーリングが「気持ちいい!」とのこと。じつはもうひとり、写真NGのBMW・S1000RRオーナーさんにも試していただいたところ、こちらは「細かいことはわからなかったのですが、なんかコレを入れてからの走行はノレていました」と、感触はよかったようです。午後の走行枠になるとスピードレンジが上がり、ガソリン添加剤「ループ パワーショット」の効果を細かく分析するよりも、自分のライディングを向上させることのほうに集中していたライダーも多かったようです。
ただし、慣熟走行の途中で添加したことで、逆にその効果をしっかり体感できたと話すのが、スズキ・GSX-R750のオーナーさん。「慣熟走行中に、トップギアで低中回転域というところからパッとアクセルオンしたときに、ピックアップよく回転がついてくるイメージ」とのことです。ナナハンクラスの並列4気筒エンジンは、同クラスの2気筒や3気筒、あるいはリッタークラスの4気筒と比べて、低中回転域トルクが薄めな傾向。ガソリン添加剤「ループ パワーショット」によりこの領域が改善されると、サーキット走行の低速コーナー立ち上がりに加えて、公道でのツーリングでも扱いやすさが増すはず。これはうれしい効果です。また、十分にカラダがサーキット走行に慣れた走行会終盤でガソリン添加剤「ループ パワーショット」を試してくださったホンダ・CBR1000RRのオーナーさんは、「低中回転域のツキがよくなったのと、回転上昇が早くなった印象があります」と話していました。
Vツインエンジンの長所を伸ばし短所を消す効果に期待!
さてこの走行会では、ツインエンジンを搭載したバイクも数多くエントリー。その中でホンダ・VTR1000Fに乗るユーザーさんは、ガソリン添加剤「ループ パワーショット」の効果に驚いていました。「パワー感の向上とレスポンスアップが、とくに印象的でした。スロットルを開けたときに、1発ずつの爆発がはっきりとした印象」とのこと。そしてこの変化により、「Vツインならではのパルス感や優れたトラクション性能がさらに高まって、コーナーの立ち上がりでスロットルを開けやすく、ストレートエンドではどれくらい閉じればよいかわかりやすくなりました」と走行を振り返っていました。となれば当然ながら、いつもよりスピードレンジもアップ。ただしこのユーザーさんは、「バイクを楽しむのはほとんどが公道」とのことで、「走行距離が4万kmを超えていることもあり、エンジン内部の洗浄効果によるコンディション回復とか、公道走行でのフィーリング向上のほうにも期待したいです。これからしばらく、継続的に使ってみたいと思います」と話していました。
また、ドゥカティの916に乗るユーザーさんは、「今日はとにかくゆっくり安全に走ることに集中したので、走行に対するフィーリングの違いは体感できなかったのですが、エンジンの始動性がよくなりました」とのこと。ただし、同じ916系のエンジンを積むST4のオーナーさんからは、「コーナーの立ち上がりでスロットルを開けたときに、レスポンスがよくなりました。ドンツキというわけではなく、スムーズについてくる印象です」と高評価を頂きました。
同じくドゥカティでも、こちらは空冷となるモンスターS2Rのオーナーさんは、「タイミングを間違えて慣熟走行のうちに入れてしまったので、スロットルを開けなおしたときのツキがよくなったような感じがするけど……」と話していました。実際には、いつもより「トルク感がアップしている」と思いながらも、この日は気温がかなり低めだったことから、「これが添加剤の効果なのか気温の影響なのか、もう少しテストして判断したい」と、慎重なコメントを残してくれました。同様の意見は、ドゥカティ・パニガーレ1199Sのオーナーさんからも頂戴しました。「今日は気温が低いし、バイクシーズンの序盤ということもあり、まだライダーがうまくマシンを操れていない感じ。入れたことでレスポンスが上がった感じはあるのですが、自分がそれを存分に体感できる状態になくて……」と残念がっていました。
一方で、ドゥカティ勢の中でも最近のモデルとなるスーパースポーツSに乗るオーナーさんは、「立ち上がりがまるで違います。あと、3000~4000回転の振動が滑らかになって、トゲトゲしくなくなりました!」と感動の様子。このオーナーさんは、「低速コーナーがどうもヘタクソで、ついスピードを落としすぎてイン側を細かく曲がってしまうのですが、そこからスロットルを開けたときにスッと押されるように車速が上がるので、うまく走れるようになりました」とも話していました。
ガソリン添加剤で“気持ちいい”をプラス!
今回のイベントでは、「入れても自分には違いがわからないかも……」と躊躇されているエントラントの方々も多くいらっしゃいましたが、実際にはほとんどのライダーが、なにかしらの効果を体感できていました。小排気量クラスの単気筒エンジンでは高回転域の伸びがよくなり、大中排気量帯の並列4気筒エンジンでは中回転域のツキが改善され、V型2気筒エンジンでは加速感にスムーズさが増しながらもトラクションがわかりやすくなるというのが、この日に得た大まかな傾向。そして、添加による効果を感じた方々からは、「加速が気持ちよくなりました!」というコメントも多くいただいています。
この「ライディングパーティ」は速さを追求する走行会ではありませんが、だからこそ参加者それぞれが満足できる“気持ちよさ”を得ることがとても大切。ガソリン添加剤「ループ パワーショット」は、燃料に混ぜるだけの簡単な使用方法で、サーキットファンライドの“気持ちいい”をアシストしていきます!
LOOPパワーショット製品詳細
バイクやクルマなどの業界で執筆活動を続けるフリーランスライター。
仕事を含めると、バイクは年間3万km、クルマは年間4万km以上乗ることもある運転好き。
“1974年製”で、正しくオジさんとなった現在は全国の温泉を巡る旅も嗜む。
バイクは、オンロードツーリングからモトクロスのファンライドまで、ジャンルを問わない雑食系。
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