ソロツー日本一周達成のリサさんも愛用したゼロフィニッシュ
- 井上修示
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約4ヶ月に渡る日本一周の旅を終えたバイクタレントの下川原リサさん。
女性一人でしかも高速道路や自動車専用道路を走ることができない原付二種による日本一周の旅、というなんともタフなチャレンジを達成した彼女に旅の思い出と、これからを語って頂いた。
目次
日本一周を目指した理由
海へ山へと日帰りで美味しいものを食べに行ったり、ちょっと冒険して一泊二日のキャンプツーリング。一度は行きたいライダー憧れの大地北海道。バイク旅にも色々あるが、彼女が選んだのは“ホンダのクロスカブ110による日本一周旅行“である。
なんともデカく、途方もない旅に思えるこのチャレンジ。彼女を駆り立てたものは一体?
聞けば彼女、熱血ライダー(だったかどうかは不明)である父親の影響で、幼少の頃からバイクに慣れ親しんだ生活を送っていたそうで、父親が操るバイクのタンデムシートがゆりかご代わり。さらには兄二人も二輪免許を取得し順次ライダーへ。彼女がライダーになるのは必然だったのだろう。
そんなある日、バイク雑誌に目を通すと”バイクで日本一周チャレンジ達成”という記事が掲載されていたそうだ。
「え~、バイクで日本一周なんてできるんだ~すごいなあって感じでした。一人前のライダーになれば日本一周できるのかな?と。」
本人曰く「末っ子の甘えん坊」として育ってきた彼女。しかしバイクへの情熱は父親や兄二人をも上回っていた。
愛車に選んだのはホンダのCBR600RRというスーパースポーツバイク。仕事はバイクタレントとして二輪TV番組”MOTORISE”、二輪専門誌”ヤングマシン”や”単車倶楽部”などで活躍する多忙な毎日を過ごしていた。
そんな中でも”日本一周”の思いを忘れることは無かったという。
「いつかは日本一周の夢を叶えたい、でも今のお仕事はしっかりこなしたい。夢を叶えられるか不安になることもありました。」
ついにチャレンジスタート
その日は突然やってきた。
「ズルズルと先延ばしにしていてはダメだと思いました。ふと”今しか無い!”という気持ちが湧いてきたんです。」
TV番組のレギュラーを持つ彼女だがスタッフの協力もあって長期の休暇をもらうことができた。
二輪専門誌の連載も、日本一周中に地方ロケをすることで解決。
そして理解ある家族の同意も得て、ついに旅はスタートすることになった。バイクはタフで乗りやすいホンダのクロスカブ110を選択。
積載量アップに必要な巨大なボックスはDIYで取り付けた。
初めての日本一周に持って行く荷物選びは全くの手探り状態。長旅の経験が無い彼女は知人のアドバイスやツーリングライダーのブログなどを参考にアイテムを厳選。困ったら道中で買い足せばいいや!という軽い気持ちがあったからか案外コンパクトな装備にまとめることができた。
今回は旅の行程を特に決めず、海沿いを時計回りにぐるっと。あとは気の向くまま走ると言うなんともダイナミックな日本一周。
男の自分でもそんなプラン立てるだろうか?と思えるほどの大冒険に同じライダーとして羨ましい気持ちがふつふつと湧く。
そして今回の旅におけるスタートとゴールは江ノ島と定め、ゴールデンウィーク明けの晴れた日に家族や仲間に見守られながら元気に出発。
自分の夢を叶えるための冒険の火蓋が切られたのであった。
旅の思い出
総走行距離は19650kmに及んだ。この距離はおよそ地球半周分、日本の裏にあるアルゼンチンまで到達するその途方もない距離を彼女は走り続けた。
「台風シーズンが来るのに?とか言われましたが、運が良かったのか意外と天候に恵まれて快適な旅でした。」
特に行き先は決めてないとはいえ、海沿いを走るということもあって岬めぐりのスタンプラリーに参加。 本州最南端の佐多岬、北海道の宗谷岬、そのほか数えきれないほどの岬を訪れた。
「岬では沢山のライダーに出会いました。」
一人旅では心細くなる事も少なくない。そんな時に頼りになるのはやはり同じ”ライダー”だったという。
そんなライダーから得られる情報はガイドブックには載っていない地元ならではのマル秘情報が多かったそうだ。
「ライダーさんがオススメしてくださる宿や食べ物は必ずと言って良いほど大当たりでした!キャンプ場もライダーさんの口コミを活用させて頂きました。」
彼女の行程を決めない旅はシナリオに登場しない多くのエキストラ(ライダー)達のおかげでアドリブ満載の旅となった。
演劇や演奏、コントやドラマもアドリブほど楽しいものは無い。
「急遽参加したねぶた祭りは思い出に残ってます。見学できたら良いなと思っていたのが、まさか跳人(ハネト)衣装を来て祭りに参加することになるなんて。」
「美味しいものもたくさん食べました。印象に残っているのは北海道のキャンプで食べた焼きホタテ、鹿児島の黒豚トンカツ、岩泉のカニクリームパスタも良かった~。」
彼女から旅の写真を色々見せてもらうと、ソフトクリームの多いこと多いこと!
「ツーリングでは道の駅や観光名所でソフトクリーム食べるのが癖になっていて…そのせいか日本一周中に(秘密)kg太っちゃいました(笑)」
旅を終えた今、ダイエットに励んでいるとかいないとか…
相棒、ゼロフィニッシュ
そんな彼女、日本一周旅の相棒として洗浄&コーティングケミカルのゼロフィニッシュを選択。
「旅の途中で役に立つだろうと思って。何にでも使えるって本当に便利ですから。」
数ヶ月に及ぶであろう日本一周ツーリング。道中雨に降られたり未舗装路を走ることもあるだろう。何より彼女が楽しみにしているキャンプ場は泥や土まみれの場所である。
ゼロフィニッシュは単なるクリーナーでは無く、ガラスコーティングでボディへの汚れ付着を抑える防汚性能も高い。
毎日数百キロを走る今回のツーリングでは雨風やほこりだけでなく、アスファルトから跳ね飛ぶピッチやタール汚れも厄介だ。ボディ全体をゼロフィニッシュでコーティングしておけば、このあたりのハードな汚れが付着することもかなり抑えることができるだけでなく、実際に汚れてしまった時でも簡単に洗浄することができる。
「コーティングのお陰で汚れがあまりつかなかったのかな?クロスカブのボディが濃い色(カムフラージュグリーン)だったこともありますが、汚れが目立ちにくくて洗車の回数はかなり少なかったです。」
ゼロフィニッシュのコーティング効果が彼女の旅にも役立ったようで何より。
しかし、彼女がゼロフィニッシュの効果をより強く感じたのは雨中での走行時だったようだ。
「雨の日には本当に助かりました。今回クロスカブに取り付けたオプションパーツのスクリーンをゼロフィニッシュでサッと拭いておけば、雫が綺麗に流れ落ちて視界を確保できたんです。」
これぞゼロフィニッシュの真骨頂!ゼロシリーズの特徴でもある強力な撥水効果はバイクのボディ面だけでなく、バイクのスクリーンやヘルメットのシールドなどにも使えるのだ。ガラスコーティング皮膜が雨をしっかり弾くことでスクリーンに水滴が付きにくくなる。
「ヘルメットのシールドは何度もゼロフィニッシュで綺麗にしていました。シールドに雨がついて前が見えなくなると本当に怖いし危ないですから。」
ヘルメットはライダーの命を護る大切なギアである。特にシールドは雨風をしのぐだけでなく、路面からの飛び石や彼女の嫌いな虫の正面衝突からも守ってくれるまさに命綱。ティッシュや適当な布で拭くなど手入れを疎かにすれば、すぐに傷が付き透明度は失われてしまうだろう。
「バイクもヘルメットも自分の頼りになる相棒ですから!」
ライダーとしてのお手本となるようなこの発言。彼女が日本一周を達成できた理由が少しわかったような気がした。
日本一周を終えて
日本一周ツーリングを終えた彼女に、今の素直な気持ちを聞いてみた。
「あっという間に終わっちゃいました。このままずっと日本一周を続けられそうな気がします。正直言ってまだ走り足りない、もっともっと旅をしたいって思ってます。」
なんと、達成感よりも物足りなさが前面に押し出されたコメント!やっぱり彼女は生粋のライダー、というかバイク馬鹿だ!
「自分の知らない日本がこんなに沢山あって、4ヶ月走っても行けなかったところがいっぱいあって、日本って思っていた以上に広いし本当に素晴らしいところだと再認識しました。」
続けて彼女はこう言った。
「今回の旅先でとても多くの人に出会い、そして沢山の方に親切にしてもらいました。恩返し…というのはおこがましいかもしれませんが、今度は私が困っている人を助けてあげられたら、と思っています。」
今回の旅で印象に残ったのは日本全国の名所や美味い食べ物ばかりでは無かったようだ。
バイクで初めての一人旅、しかも数ヶ月間・・・そんな冒険をしていれば、少しは不安になることもあったはずだ。しかし彼女は言う。
「ホームシックにかかったのは出発初日に江ノ島で出発前、家族に”行ってきます”を言った時くらいかな。」
旅の途中で目に飛び込んでくる景色やお腹を満たす食べ物、そして各地で出会う人、人、人。
荷物満載のバイクを見て感嘆の声をあげる人、ツイッターを見たからと応援の差し入れをしてくれる人、日本一周中だと聞いたら”せっかくだからウチに泊まっていったら?”と誘ってくれた人・・・彼女が出会った人々から受けとったメッセージはあまりにも素敵すぎた。
「楽しいハプニングが多すぎて、ホームシックどころでは無かったという感じです(笑)」
元は臆病でメンタルも弱かったと言う彼女だが、自分は強くなったと実感しているそう。
最後に
「4ヶ月間、本当にありがとうございました」
そう言って去って行く彼女の後ろ姿は出発前に見た彼女よりも大きく感じた。
彼女が今回の旅で使ってくれたゼロフィニッシュは、彼女の努力の何百分の1程度の手助けだったかもしれないが、シュアラスターのアイテムが彼女の冒険の役に立ったということが、何より嬉しく誇りに思えた。
ありがとう、リサさん。そしてこれからもバイク馬鹿を貫いて、もっともっと大きなチャレンジを!
その時、もし縁があったらまたシュアラスターのアイテムを使って頂けたら嬉しいです。
改めて日本一周チャレンジお疲れ様&おめでとうございます!!
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