トヨタ GR86の洗車方法|細部まで磨き上げる洗車のコツ教えます!

トヨタ GR86は、走る楽しさを追求したFR(後輪駆動)スポーツカー。水平対向エンジンと軽量・低重心のボディが生み出す卓越したハンドリング性能は、ドライバーの感性に応える一台です。空力性能を意識した流れるようなボディラインも特徴的で、見る者にスポーティかつ洗練された印象を与えます。

今回は、このGR86の美しいデザインをより引き立てるため、細部まで丁寧に洗車を行います。マフラー、フロントグリル、細いスポークのホイール、そしてボディのプレスラインなど、洗い残しが出やすい箇所にも注目しながら、しっかりと仕上げていきましょう!

STEP1:まずは足元から!ホイールを洗ってスポーティーさを引き立てる

GR86の魅力を語るうえで欠かせないのが、シャープなデザインのホイール。細く繊細なスポーク形状は、見る角度によって表情を変え、スポーティーさをいっそう引き立てています。しかし、ブレーキダストや道路の汚れが目立ちやすく、きちんと洗浄しないと本来の美しさが損なわれてしまいます。

まずは水洗いをしっかりと行います。ブレーキローターやリムの奥も丁寧に流しましょう。

ここで活躍するのが、シュアラスター ホイールクリーナー。ホイールにスプレーして数分置き、スポンジや専用ブラシでやさしく擦ることで、こびりついた汚れをしっかり落とすことができます。細いスポークの間やナット周辺も丁寧に洗いましょう。

洗浄後は水でしっかりと洗い流し、クロスで水滴を拭き上げれば、GR86の足元にふさわしいシャープな輝きがよみがえります。

STEP2:リアの印象を引き締める!マフラー洗浄もぬかりなく

続いては、GR86のリアビューを印象づけるマフラーの洗浄です。スポーツカーらしい存在感のあるマフラーエンドは、走行中の排気によるスス汚れが溜まりやすいパーツ。ここがくすんでいると、全体の洗車の仕上がりが台無しになってしまいます。

ここで注意したいのがマフラー内部に水や洗浄剤が入らないよう、吹き込み方向には十分注意しながら作業してください。
水洗いの際も水流を弱めて優しく流しましょう。

ここでも活躍するのがシュアラスター ホイールクリーナー。金属パーツに適した洗浄力で、マフラーのスス汚れや黒ずみもスッキリ落とせます。マフラーに直接スプレーするのではなく、専用スポンジにスプレーして泡立ててからマフラーの外側に沿って洗っていきましょう。


内側は手前だけ優しく洗い、すすいだ後は汚れてもいいタオルで内側を拭き取りましょう。


マフラーのメタル感が際立ち、GR86のリアがグッと引き締まります。

SurLuster(シュアラスター)ホイールクリーナー

ホイールクリーナー
ホイールについた頑固なブレーキダストやピッチ・タールなどの汚れをノーコンパウンドで優しい泡が、汚れを浮き上がらせ洗い流します。

STEP3:シャンプー洗車でボディ全体をスッキリ洗浄

足元とリアを整えたら、いよいよボディ全体の洗車へ。GR86の流れるような流線型ボディは、光の反射や陰影が美しく出やすい分、汚れや水アカも目立ちやすい特徴があります。だからこそ、泡立ちの良いシャンプー洗車で丁寧に汚れを落としていきましょう。

まずはしっかりと予洗いをして、砂ぼこりなどを洗い流します。ルーフから上から下に水圧で汚れを落とすように流します。

つづいて、バケツでシャンプー液をたっぷりと泡立てます。

シャンプー液を泡立てたら、ウォッシンググローブを使ってボディ全体を洗っていきます。

手にはめて使えるため、ボディのカーブにしっかりフィット。プレスラインやドアまわりなどの複雑な曲面も洗いやすくなっています。

洗う際のポイントは、上から下方向に優しく撫でるように洗うこと。カーシャンプーの泡でボディを洗うようにして、力を入れないようにしましょう。

特に丁寧に洗いたいのが、フロントグリルまわり。GR86のグリルは、立体的なハニカム形状で空力性能とデザイン性を両立した重要なパートです。その構造上、虫の死骸やホコリ、小石などが入り込みやすく、洗い残しの多いポイントでもあります。ここでは、ウォッシンググローブの毛先や、柔らかめのディテールブラシなどを使用して洗っていきましょう。シャンプー液が細かい隙間にしっかり届くよう、泡を含ませた状態で小刻みに動かすのがコツです。

カーシャンプー1000
キメ細かくクリーミーな泡が汚れを包み込んでホコリ汚れを落とします。ノーコンパウンドなので、コーティングやワックス施工車にも安心して使えます。

ウォッシンググローブ

ウォッシンググローブ
天然羊毛ならではの抜群のやわらかさで、愛車にやさしい洗車が可能です。
羊毛の長さや密度にもこだわり、クリーミーな泡立ちや、泡持ちの良さを実現しました。

すすぎも洗車においては重要なポイント

シャンプーでボディ全体をしっかり洗い終えたら、次はすすぎの工程です。泡や洗浄成分がボディに残ったままだと、水アカやシミの原因になるため、できるだけ素早く、かつ丁寧に流すことがポイントです。

すすぎは上から下へ、重力に沿って行うのが基本。水流で泡を押し流すようにしながら、ドアミラーの下やグリルの奥、ボンネットの端など泡が溜まりやすい細部も忘れずチェックします。
特にGR86のような流線型のボディは、面のつながりがなめらかなぶん、すすぎ残しが目立ちやすくなります。水の流れをよく観察しながら、まんべんなく洗い流しましょう。

全体の泡がしっかり落ちたら、すぐに拭き上げ作業に移ります。時間を置くと水滴が乾き、ウォータースポットの原因になるので注意してください。

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STEP4:水アカを徹底除去!ディテールにこだわる仕上げ作業

シャンプー洗車とすすぎを終えた後でも、細部に残る水アカ汚れはなかなか頑固。特にGR86のような造形が複雑なスポーツカーでは、フロントグリル周辺などの細かいパーツに、見落としがちな汚れが残ることがあります。

今回は、フロントグリルまわりに水アカが確認されたため、シュアラスター ゼロクリーナーを使用してしっかりと除去します。ボディにも使用可能なクリーナーを汚れに直接スプレーし、ディテイリングブラシでやさしく擦ることで、細部に固着した水アカを浮かせて除去していきます。

力を入れすぎず、ブラシを小刻みに動かすのがポイント。

ゼロクリーナー

ゼロクリーナー
スプレーして拭くだけで水アカや鳥フン、虫汚れや軽い油膜をすっきり除去することができるクリーナー。泡の力で汚れを浮かして落とし、ノーコンパウンドで塗装に優しく、コーティング施工車にも安心して使用可能です。さらにウインドウガラスやスチールホイール、メッキにも使用することができます。

次はボディ表面の頑固な汚れにアプローチしていきます。シャンプー洗車だけでは落としきれない水アカや薄いシミ、小キズに入り込んだ汚れには、専用のクリーナーが効果的です。

ここで使用するのは、シュアラスター スピリットクリーナー。微粒子のコンパウンド(研磨剤)入りで、洗車では落としきれない水アカ除去や、小キズを埋める効果があります。
使い方は、専用スポンジに適量を取り、ボディの面に沿って縦・横の直線的な動きでやさしくこすります。円を描くような動かし方は傷の原因になるため、一定方向に動かすのがポイントです。液剤が乾く前に施工後は乾いたクロスでしっかり拭き取り、透明感と艶をチェック。

塗装面のくすみが取れ、クリアで滑らかな状態に仕上がります。

スピリットクリーナーダーク
シャンプーでは落ちない水アカなどの頑固な汚れを落とし、小キズも消えるクリーナー。ワックスの下地処理にも最適。付属のスポンジにクリーナーをつけて擦るだけで簡単に施工できます。

STEP5:ゼロクリーム[ノーコンパウンド]で仕上げの艶出し

ボディの汚れをしっかり落としたら、いよいよ仕上げのワックス施工です。今回は、シュアラスターの新商品「ゼロクリーム[ノーコンパウンド]を使用します。

このゼロクリームは、研磨剤を含まないノーコンパウンドタイプなので、コーティング施工車にも使用可能。深みのある艶と滑らかな触り心地を与えてくれる半ネリタイプのワックスです。

使用方法は、クロスにクリームを適量取り、ボディに薄く均一に塗り広げます。GR86のような曲面が多いボディでは、パネルごとに区切って作業するとムラになりにくく、均一に仕上がります。

ゼロクリーム[ノーコンパウンド]
マイクロファイバークロスで塗り込むだけでボディに天然カルナバロウならではの深いツヤを与えます。チューブタイプの半ネリワックスで施工楽々。ノーコンパウンドだからコーティング施工車にもおすすめです。

GR86の流麗なラインが、より一層引き立ちます。

STEP6:ホイールとタイヤもピカピカに仕上げよう

ボディが仕上がったら、足回りもひと手間かけてあげましょう。せっかくキレイに洗ったホイールやタイヤだからこそ、ツヤ感をプラスしてあげると、愛車全体がぐっと引き締まりますよ。

まずはホイールのツヤ出しから。ホイールコーティングを使えば、ブレーキダストや泥汚れの付着を防ぎながら、ツヤ感もアップ。コーティング剤を吹きかけてクロスで均一に塗り広げれば、足元が引き締まった印象に仕上がります。


スポークが細く複雑なデザインのGR86のホイールは、汚れが溜まりやすいのでコーティングを施しておくことで今後の洗車もグッと楽になります

SurLuster(シュアラスター)ホイールコーティング

ホイールコーティング
ナノテクノロジーを駆使し、過酷な環境下にさらされるホイールのために専用開発した耐熱・耐久性に優れたガラス系コーティング。強固な被膜でホイールをしっかり守り、コーティング後は水洗いだけで汚れが落ちるようになります。

続いてはタイヤの艶出しです。タイヤワックスを付属のスポンジに適量取ります。最初に数か所スタンプするように塗り始めるとムラなく仕上がります。その後、全体的にまんべんなく塗り広げます。タイヤ本来の黒みがよみがえり、足元が引き締まることで、クルマ全体の印象もグッと引き締まります。

SurLuster(シュアラスター)タイヤワックス

タイヤワックス
塗って乾かすだけでタイヤ本来の自然な艶が手に入ります。タイヤに害の無いシリコンオイルを使用しているので、劣化の心配なく安心して使用できます。

まとめ

トヨタ GR86は、空力性能を追求した流線型のデザインと走る楽しさを兼ね備えた本格派スポーツカー。その魅力を最大限に引き出すためには、ただ洗うだけでなく、細部までこだわった丁寧な洗車が欠かせません。

今回は、ホイールやマフラーの洗浄から始まり、グリルやプレスラインなどのディテールケア、さらにはスピリットクリーナーによる頑固な汚れの除去、ノーコンパウンドのゼロクリームでの艶出し、足回りの仕上げまで一つひとつ丁寧に作業を行いました。

時間と手間はかかりますが、その分クルマ本来の美しさが蘇り、仕上がりに大きな差が出ます。愛車GR86にふさわしい洗車を通して、見た目の美しさはもちろん、洗車する時間そのものも楽しんでみてはいかがでしょうか。

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