ジムニー(JB64 / JB74)の洗車方法|汚れがつきにくくなる!

ジムニーのオーナーはキャンプや釣りなどアウトドアを楽しまれる方が多いのではないでしょうか。街乗りの車に比べると泥や砂など自然環境の汚れが特に付きやすいので、アウトドアを楽しんだ後はなるべく早く洗車をして頑固な汚れにならないようにしましょう。

ジムニーのデザイン的な特徴

ルーフが高い
ルーフが高い上に、荷室が狭いためルーフキャリアを装着されている方も多いと思います。
ボンネットやルーフの傾斜がフラット
水滴が滞留しやすく、水アカがつきやすい構造です。
パーツがゴツゴツしている
車両サイズは小さいのですが、出っ張ったパーツが多いため洗いにくさがあります。
未塗装樹脂パーツが多い
ジムニーは純正でも社外品でも未塗装樹脂パーツが多く採用されています。未塗装樹脂パーツにワックスが付着すると白くボケてしまうことがあるので、仕上げにはコーティングがお勧めです。

日頃の洗車の方法(40分)

ホイールとタイヤを洗う

アウトドアを楽しんだ後は砂や土など大きな汚れがつきやすいので、タイヤや下周りから洗います。まずはタイヤとホイールを水洗いし、ホイールクリーナーで洗っていきます。ホイール・タイヤを洗った後はしっかりを液剤をすすぎましょう。

水洗いの後、ホイールクリーナーを適量噴霧します。付属のスポンジを使って洗っていきます。
タイヤはタワシを使って洗います。(ホイールクリーナーは弱アルカリ性の為、タイヤに液剤を長時間残さないようにしましょう。)

ホイールクリーナー

強力な液剤やコンパウンドを使用していない為、デリケートなホイールにも安心して使用できます。洗浄力の決め手となる豊かな泡は優しく汚れを包みこんで落とします。専用のスポンジブラシは細かいところもしっかり洗えて使いやすい形状です。

ボディを洗う

続いてボディを洗っていきます。まずはルーフから、上から下に向かって水をかけていきます。ジムニーはフラットで水が流れるのが遅いため、表面の汚れを水で押すようにして流し落とすのがポイントです。

高圧洗浄機で洗う際の注意点

高圧洗浄機を使う方は、社外パーツのエンブレムなどが取れないよう注意しましょう。

シャンプー洗車

すすぎ終わったら、続いてはカーシャンプーを使って洗っていきます。ジムニーには水滴が残りにくい『ゼロシャンプー』がオススメ。キャップ4杯に対して、3リットルの水で希釈し泡立てます。

ウォッシンググローブを使って、ルーフから順に洗っていきます。

上から下に向かって優しくなでるように洗います。
ウォッシンググローブならこのような隙間も楽に洗えます。

サイドミラーも手でにぎるようにして洗うことができます。
フロントグリルの隙間にも汚れが溜まりやすいのでしっかりと洗いましょう。

下回りは別途スポンジを用意しましょう

下周り・タイヤハウス内などは砂や土など大きな汚れが付いている為、別途スポンジを用意して洗うようにしましょう。ここではウォッシングスポンジを使います。

ウォッシンググローブ
天然羊毛ならではの抜群のやわらかさで、愛車にやさしい洗車が可能。
羊毛の長さや密度にもこだわり、クリーミーな泡立ちや、泡持ちの良さを実現。
ワックス、コーティング施工車の洗車に最適。

ウォッシングスポンジ
手にぴったり収まる持ちやすい形状。パネルの隙間も角の部分でしっかり洗浄可能。やわらかく、きめ細かなウレタン面がクリーミーな泡を作り、波形加工で接地面を減らしボディへのやさしさと洗浄性を両立。

すすぎ

シャンプー洗車が終わったら、上から下に向かって泡が残らないよう水ですすぎます。

ルーフキャリアを取り付けている場合は裏に泡が残りやすいので注意しましょう。レインガーターにも残りやすいので後ろから泡を流し落とすようにしましょう。

ミラーやボンネット、グリル周り、スペアタイヤの裏など見えないところに泡が残りやすいので、丁寧にシャワーを当てて落とします。

ゼロシャンプーは水引き効果があり、水滴が残りにくいので、すすぎ・拭き上げがスムーズになります。

ゼロシャンプーの水引き効果

ゼロシャンプー施工直後は、水がサーっと引いていき、水滴が残りづらいのがわかります。すすぎもスムーズになり、水滴の拭き上げがとても楽になるので、構造がフラットで複雑が形状なジムニーにピッタリです。

ゼロシャンプー

泡切れ抜群ですすぎもラクラク。サーッと水が引いていくので水滴が車に残りづらく、拭き取りが手間無く簡単です。水切れ効果で洗車時間の短縮を実現しました。
ゼロシリーズコーティングとの相性抜群、超簡単なメンテナンスシャンプーです。

拭き上げ

水滴はプレミアムワイピングクロスで拭き取ります。簡易的なブロアーがあるとパーツの隙間など隅々まで落としやすくなります。

プレミアムワイピングクロス

プレミアムワイピングクロス
何度使っても変わらない抜群の吸水性!水を一度に吸収できるので、何度も絞らずに広い範囲を効率よく拭き取れます。

更にキレイに!年に1、2回は鉄粉を除去

鉄粉とは、車のブレーキダストなどから出る鉄の粉で、肉眼ではほとんど見えませんが、酷くなると錆びてしまいボディがくすんで見えます。鉄粉はネンドクリーナーを使用し、除去します。鉄粉の確認方法は、ネンドクリーナーに同梱しているフィルムを指に入れてボディ表面を触ってみるとザラザラとした感触があります。これが鉄粉です。鉄粉除去をすることで、ボディが平滑化され仕上げのワックスやコーティングの仕上がりが良くなるだけでなく、洗車後の水滴が拭き取りやすくなります。

ネンドクリーナーの使い方

ネンドクリーナーをこねて、厚さ1cm程度の手のひらサイズに整えます。施工箇所にネンドスムーサーを噴霧し、ネンドクリーナーを縦横に滑らすようにして施工します。力は入れずに、ネンドの自重だけで滑らせるように施工します。

最後にマイクロファイバークロスで拭き上げて施工完了です。

ネンドクリーナーソフト

シャンプーでは落とせない鉄粉やガンコな虫の死骸、鳥の糞を落とし、ボディの変色やサビを防ぎます。ワックス・コーティングの仕上がりと持続性がアップします。ホイールに付着したブレーキダストの除去にも効果的です。コンパウンド(研磨剤)が含まれていないので、ノーコンパウンド(研磨剤不使用)なのでコーティング施工車にも安心して使用できます。半年に1度以上施工することをおすすめします。

ネンドスムーサー

ネンドクリーナーの必須アイテム、ついに登場。水を使わずラクラクスピード施工。シュアラスターネンドクリーナー専用潤滑剤。施工時の滑り性が良く、塗面への粘着を防ぎキズもつきにくい。門型洗車機やセルフ洗車機の後など、シャワーを自由に使えないマンションなどの駐車場でも、お手軽簡単ネンド施工が可能!

マイクロファイバークロス

ゼロコーティングやシュアラスターの固形ワックスの拭き取り、仕上げに最適です。水分が残っていてもワックス・コーティングをすばやく拭き取ります。吸水性に優れているので、洗車後の水分の拭き取りにも使用できます。また、ダッシュボードや内窓等、内装のお手入れなどオールマイティにご使用いただけます。

更にキレイに!水アカを除去する

ジムニーはボンネットやルーフの傾斜がフラットなので、水アカが付きやすくなります。ミラーの付け根からドアに流れ落ちる水も水アカとなり目立ちやすい部分です。また、夏などは虫汚れがつきやすくなります。こういったシャンプー洗車で落ちないガンコな汚れは『ゼロクリーナー』で落とします。

ゼロクリーナー』の使い方は、気になる汚れにスプレーをして濡れたマイクロファイバークロスで拭き取ります。虫汚れなど落ちにくい汚れには、スプレーして30秒ほどほど待ってから拭き取ります。

※クリーナー成分が残らないよう注意してください。広範囲に施工する場合は、水で洗い流すことをお勧めいたします。

ゼロクリーナー

スプレーして拭くだけで水アカや鳥フン、虫汚れや軽い油膜をすっきり除去することができるクリーナー。泡の力で汚れを浮かして落とし、ノーコンパウンドで塗装に優しく、コーティング施工車にも安心して使用可能です。さらにウインドウガラスやスチールホイール、メッキにも使用することができます。

更にキレイに!コーティングで汚れをつきにくくする

洗車後にコーティングを施すことで、車にツヤを与えると同時に、汚れをつきづらくします。『ゼロウォーター』は親水タイプのコーティング剤で、水が塊になって落ちるので水あか汚れがつきにくくなり、汚れがついても簡単に落とせるようになります。

すすぎ直後のボンネット。左側(運転席側)にはゼロウォーターを施工しており、水滴が残っていないのがわかります。水引きの良いゼロシャンプーとの相性も抜群です。

使い方は、簡単!シャンプー洗車をした後にボディにスプレーしてマイクロファイバークロスで拭くだけです。綺麗に仕上げるコツはスプレーした後、クロスで拭き取るというよりも塗り広げる感じで拭き、クロスの綺麗な面で乾拭きをすると綺麗に仕上がります。

ゼロウォーター

ナノ成分”nano+”を配合した、新しいガラス系ナノコーティング。洗車後、スプレーして拭くだけ。ムラの心配も少なく、誰でも簡単。繰り返し使うことでさらに輝きが増し、汚れに強いボディに。紫外線吸収材を配合し保護効果を高め、ホイールや樹脂パーツなどにも対応。

更にキレイに!未塗装樹脂パーツに黒みを与える

ジムニーはフェンダーやグリル、バンパーなど未塗装樹脂パーツが多く使われています。未塗装樹脂パーツは紫外線の影響で白化しやすいため、『レジンコーティング』を年に1、2回施工して黒々とした未塗装樹脂パーツを維持します。『レジンコーティング』はルーフモールにも使用できます。

レジンコーティングを付属のスポンジに適量塗布します。

塗り広げ、付属のクロスで仕上げます。伸びがとても良いので、施工も簡単です。

左:未施工 右:レジンコーティングを施工

レジンコーティングを施工すると、黒みを与えるだけでなく未塗装樹脂パーツを汚れや紫外線などの劣化が防ぐことができます。

レジンコーティング

伸縮性に富んだコーティング成分が下地の膨張・収縮にも追従し、高耐久被膜を形成。
経年劣化により白化した未塗装樹脂パーツの黒さ・艶を復活させます。(耐久性6ヶ月※当社試験による)UV吸収剤配合で紫外線から未塗装樹脂を護ります。

更にキレイに!シートタイプで室内をリフレッシュ

常備しておくと便利なシートタイプの『ゼロウォーターシート』。

ドアの内側やボンネットを開けると水や汚れが溜まっているので、『ゼロウォーターシート』で拭いてキレイにしましょう。ダッシュボード、ラゲッジスペースのお手入れにも便利です。

ゼロウォーターシート

いつでもどこでも拭くだけで汚れが落ちて水引きコーティングがかかるシートタイプ。ドライブ前やお出かけ先でも、サッと拭くだけで、汚れをスッキリ落とします。液残りが少ない3層構造のシートがキレイな仕上がりを実現。

今回使用した商品はこちら!

ポイントさえ押さえておけば、普段の洗車もとってもスムーズに!普段の洗車に取り入れて、愛車を美しく保ちましょう。

関連記事一覧