
プロに学ぶ!バイクの泡洗車【バイクシャンプー】Vol.5
新車中古車、国産車、外車など、さらには日常使いのスクーターから趣味性の高い大型バイクなど、幅広くお客様のニーズに応えてくれるバイクショップ『モトフィールド ドッカーズ(以下、MFD)』。全国各地に店舗が点在するなかで、今回お伺いしたはMFD横浜店。
横浜市旭区、国道16号線沿いに位置する同店は、広い間口に大きな黄色い軒が目印。店頭にはたくさんのオートバイが展示されていて、バイク好きならつい足を止めてしまうほど車種も多彩。
さて今回も、シュアラスター バイクシャンプーを使った洗車方法をご紹介するのですが、MFD横浜店 店長の”こだわりの洗車方法”は、必見です!

目次
洗車が好きで
「こだわり始めたらバイク1台に何時間でも没頭できるくらい夢中になります。洗車はかなり好きです。」
そう話すのは、MFD横浜店 店長の岡本さん。これまで色んな種類のカーシャンプーや洗車用品を使い、自身が納得いくものだけを厳選して日々のお仕事に活かしているそう。
お客様のバイクを洗車する機会も多く、バイク特有の汚れの付き方、頑固な汚れを取り除く方法などを深く熟知しています。
「洗車の最初は足回りから始めます。やはりホイールは汚れやすいし、取りづらい汚れも多いですよね。ではさっそく始めましょうか。」
岡本さんが出してくれたのは、洗車バケツと3本の洗車用ブラシ。大きいブラシはホイール用、筆状のブラシは足回りやエンジンの部分洗浄に使うものだそうです。
「洗う部分に対して最適の道具を使うことは、僕のこだわりの一つです。毛質やサイズ違いのブラシを使い分けることでより納得のいく仕上がりになります。ネットで自分の理想に近い道具を見つけて買うのがまた楽しくて(笑)。」
そう言って、ホイールをシャワーで濡らしシュアラスター バイクシャンプーを直接吹きかけます。ホイール用ブラシを使って泡を全体に行き渡らせ洗います。
「一通り洗ったらシャワーで流し、エアーで水気を飛ばして状態を確認します。そうすることで大きいブラシでは届かない凸凹部分の汚れが見つかるので、洗う→流す→水気を飛ばす・・・この作業を何度か繰り返して綺麗にしていきます。そう、ここの部分は汚れが残りやすいですよね。」
岡本さんが指をさしてくれた部分、確かに汚れが残っています。
筆ブラシに持ち替えて、バイクシャンプーをブラシに吹き付け洗い残した部分をブラッシング。細かい凹凸まで洗えて、バルブの部分もしっかりと洗浄します。
「ちゃんと汚れが落ちましたね。さすがシュアラスター!」と岡本さん。
「どうしても落ちない汚れには洗浄力が強い業務用洗剤を使うこともありますが、シュアラスターのバイクシャンプーは油汚れもしっかり落としてくれます。十分満足のいく仕上がりになるので、市販品としては優秀だと思います。」
うーん、綺麗!
適した道具を使い分ける
「前後ホイールを洗ったら、今度はエンジンです。エンジン部は最初にシャワーで水をかけずに乾いている状態からバイクシャンプーを直接スプレーします。頑固な油汚れに対して、シャンプーの洗浄力を100%発揮させるためです。」
エンジン部にバイクシャンプーをスプレーしたら、先ほどホイール洗浄で使用した筆ブラシを取り丁寧に洗います。細かい凹凸や、エキゾーストパイプの根本周辺など狭いところまで洗浄します。
さらに次は、別の大きいブラシを使って手の届かない深い部分へ向けてブラシを回し始めます。
なるほど!これなら手が届かない奥の汚れまで洗うことができますね!
見えるけど手が届かない汚れや、洗い残しなどを防げる便利なツール。狭い隙間も洗えて気持ちが良いですね!
「MFD全国各店舗、洗車のやり方はスタッフ次第なんですが、ここまでこだわって洗車をするのは僕だけかもしれません(笑)。汚れがあると取りたくなっちゃう。頑固な汚れなら尚更、綺麗に取り除けたときが楽しくてしょうがないんです、もぅマニアですよね(笑)。」
洗車をしている岡本さんの表情も終始真剣な顔つき、でもとても楽しそうに洗車をしているのがわかります。
汚れの種類に合わせて
続いて、サイレンサーやリアフェンダーなどの泥はねや粉塵が多い部分は最初に水をかけて流します。サイレンサーはマイクロファイバークロスを使い、泡で優しく撫でるように汚れを浮かして取ります。
さらに、柔らかい毛質のブラシを使ってリアフェンダーやタンデムステップの裏側などを洗浄。あらゆるパーツ、あらゆる素材で構成されているオートバイに対して、その部位に最適な道具を上手にチョイスし、丁寧かつスピーディーに洗車を進めていく岡本さん。
多彩な洗車道具の数々も、実際に使っているシーンをみると参考になります。
柔らかい毛質は優しく平面を洗い上げます(写真左)、洗いにくい場所も簡単に届きます(写真右)
「洗剤はシュアラスターのバイクシャンプーを気に入って使っていますが、もともと洗車道具の方が重要視する派です。洗車中に『こんな道具があったらいぃなぁ~・・・』って思ったらすぐにネットで探して買っちゃう。目的に応じて適した洗剤と道具を使うと、すごく気持ちよく洗車ができますよ!」と岡本さん。
ボディに優しい洗い方
最近は、マット塗装を施したバイクも多くみられます。洗車の際はどこに気を付ければ良いのでしょうか。
「マット塗装は特に、ゴシゴシ洗ってはダメ。傷がついたり、艶が出てしまうとマットの風合いが落ちてしまいます。洗車用グローブやミトンで優しく洗います。」
そういって、岡本さん流のボディ洗車を見せてくれました。
まず車体全体を泡で包み込みます。泡の力で全体の汚れを浮かしている間に給油口の黒ズミやエアダクト周辺の細かい部分を手早く洗います。
泡で浮かせた汚れをシャワーで洗い流してから、今度はバイクシャンプーを使いボディの洗浄を始めます。ゴシゴシ洗わないのが鉄則。優しくボディを撫でるようにしましょう。
「一般的な洗車用のグローブを使っていますが、シュアラスター製のウォッシンググローブは、まだ使ったことがないのでぜひ使ってみたいですね!」と、岡本さん。
柔らかい天然羊毛を使っているシュアラスター ウォッシンググローブはボディに優しく、バイク洗車にも使いやすいので、ぜひお試しください!
洗った後のケアも欠かさず
「洗車の仕上げはやっぱり、ゼロフィニッシュです!もうこれしか使っていないですね。全色使えるし拭き上げも楽、ホイールにも使っています。」
ゼロフィニッシュを大変気に入ってくれている岡本さん。普段通りの慣れた手つきで仕上げます。
「似たような製品はいくつもありますが、マット塗装は艶が出てしまったらNG。ただでさえマットって維持が大変だし難しいんです。知らないうちに擦れてしまったり傷がついていたり・・・、けどゼロフィニッシュでコーティングしていればその点も安心だし、良い状態を保てるので大満足しています。」
ゼロフィニッシュを施工/未施工の状態で汚れの付着や水アカの違いを実験したことがあるという岡本さん。ゼロフィニッシュを使った部分は明確に綺麗の差が出たと教えてくれました
洗車の楽しさが喜びに
MFD横浜店ではお客様の納車前に洗車をします。その際には必ず店長である岡本さんのチェックがされているとのこと。
岡本さんの入念で質の高い洗車、細部まで行き届くこまやかな目線は、その後 愛車を迎えるお客様の喜びに直結しているんだと感じました。
洗車について質問や疑問などありましたら、店長の岡本さんが教えてくれるそうです、頼もしいですね!
また今回ご紹介したシュアラスター製品は、MFD横浜店でご購入いただけます。どうぞお気軽にお越しください。
記事で紹介したアイテム

商品詳細はこちら
■ バイクシャンプー
バイクの基本洗車方法
■ バイクのシャンプーを学ぶ

商品詳細はこちら
■ ゼロフィニッシュ
ウォッシンググローブ マイクロファイバークロス
取材協力

モトフィールド ドッカーズ横浜店
〒241-0012
神奈川県横浜市旭区西川島町1-4
TEL: 045-372-3660
FAX: 045-372-3670
https://yokohama.dockers.co.jp/
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東京出身モデル・ライター。アクティブ女子として雑誌・広告のメディアで活動するかたわら、オートバイ、クルマ、水上バイク、スノーバイクなど公私ともに乗り物が大好き。シュアラスター製品と出会い、マシンを洗い上げる楽しさにも目覚める。
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