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ガソリン添加剤『LOOPパワーショット』体感レポート in 2りんかんサーキット体験走行会(筑波サーキット・コース2000)
梅雨入り1週間後ながら晴天に恵まれた2019年6月14日(金)に、茨城県の筑波サーキット・コース2000で開催された「2りんかんサーキット体験走行会」で、参加された一般ライダーの方々にガソリン添加剤「ループ パワーショット」の効果を実感していただくイベントを実施しました。
ガソリン添加剤「ループ パワーショット」は、給油時にガソリンと混ぜて使用することで、燃焼室や吸気バルブあるいはインジェクターなどに付着した汚れを除去し、エンジンのベストコンディションを維持。加えて、特殊潤滑剤によるコーティングでピストンなどの動きをスムーズに保つ効果もあり、パワー感やスピード感、スロットルレスポンスの向上などが期待できる製品です。
目次
体感イベント参加率はこれまで以上に高め!
今回おじゃました「サーキット体験走行会」は、全国に56店舗を展開する二輪用品販売およびメンテナンスのショップとして知られる2りんかんが主催。「いつもと違う愛車の性能を体感して、もっとバイクを楽しんで、好きになってもらいたい」という願いを込めて、筑波サーキットで今年は4回実施されています。今回のコースは、全日本ロードレース選手権の一部クラスも開催されるコース2000。いわゆる本コースですが、ストレートは短めでヘアピンカーブが多いレイアウトです。
ガソリン添加剤「ループ パワーショット」の無料体験会をこの走行会で実施するのは、バイクでは今回が初めて。どのようなインプレッションが届くのか、非常に楽しみなところです。用品店が主催とあって、これまで知らなかった製品に対して興味を抱いてくれる人の率が高めなのか、この日は「無料体験したい!」という参加者がとても多く、200名近い参加者のじつに32名が、当日の事前受付をしてくれました。体感後にいただいた感想のうち、とくに印象的だったコメントを詳しく紹介します!
評価コメントで異国の添加剤事情まで判明!?
最初にお話をうかがったのは、「2014年型だけど、ツーリングだけでなく通勤にも使うので、もう4万kmくらい走っています」という、250ccクラスの水冷並列2気筒エンジンを搭載したカワサキ・Z250のオーナー。「添加したことで、エンジンの回転が軽くなったイメージ」と驚いていました。「加速のときだけでなく、コーナー手前でシフトダウンするときにブリッピング(アクセルをあおって回転を合わせる行為)をしただけで、違いが明確にわかりました!」とのこと。小排気量クラスで、サーキットも走り慣れているため、低回転域を使うことはほとんどなかったようですが、「高回転域ではパワーアップしているフィーリングで、添加後はストレートで同じクラスのマシンを抜けるようになったのでうれしい!」と話していました。
じつはこのZ250オーナーさんは中国出身で、学生として来日して、現在は日本で仕事をしています。そこで中国の添加剤事情との差を聞いてみたところ、「中国にも添加剤はありますが、おもにオクタン価を上げる製品です。とくに地方では、ガソリンの質があまりよくないので、それを補う目的。だけど日本はガソリンの品質に優れているので、このループ パワーショットを入れる前までは、そんなに変わらないんじゃないかと予想していました。ところが、明らかに体感できる違いがあってびっくりしました」とのことです。
Z250よりも排気量が大きなミドルクラスでは、675cc水冷並列3気筒エンジンを搭載したトライアンフ・デイトナ675に乗るライダーに、ガソリン添加剤「ループ パワーショット」を試してもらいました。こちらのバイクも、2010年型で走行距離は5万km弱と、かなり走っています。「筑波サーキットでまず変化を感じたのは、最終コーナーでした。添加前となる1本目の走行は4速でトラクションをかけながら旋回していたのですが、添加後はひとつギヤを上げて5速でターンしてきても、遜色ない加速という感じ」と、かなりの変化を体験できたようです。
「このバイクは、スタンダードでも同排気量帯のライバル車と比べて中回転域トルクがあるほうですが、そこがさらに増強された印象。筑波サーキットは、ヘアピンカーブを短い直線でつなぐ構成ですが、最終コーナー以外でも1速高いギヤを問題なく使えます。サーキットだから、激しい加速と減速を楽しみたいという気持ちもありますが、バイクはスムーズに走らせたほうがやっぱり安全なので、高いギヤでもシュル~と加速させられるというのは大きなメリットだと思います」
大排気量クラスの並列4気筒エンジンにも効果あり!
今回の走行会には、大型クラスの水冷並列4気筒エンジンを搭載したマシンで参加されているライダーがかなり多くいました。その中で1284ccエンジンのホンダ・CB1300スーパーボルドールに乗るライダーからも、高評価をいただきました。「加速途中の吹け上がりが、軽快になった感覚。筑波サーキットはこれまでも何度か走っていますが、第2ヘアピンからバックストレートにかけてとか、最終コーナーからホームストレートなどで、とくによく体感できました」とのことです。「これまで添加剤を試したことはないのですが、これほど効果が体感できるなら、今回のようなサーキット走行会みたいに特別な走行のときに使ってみても良いという考えになりました」と話していました。
また、同じく水冷並列4気筒エンジンとなる排気量1043ccのカワサキ・ニンジャ1000に乗るライダーからも、体感コメントをいただきました。このバイクは、「ワインディングを中心に約2万2000kmの走行距離」とのこと。ガソリン添加剤「ループ パワーショット」を入れてみたところ、「エンジンの吹け上がりがいい!」と話していました。「なるべく高回転をキープする走りを心がけていることもあり、トルク感というよりは、レスポンスの良さと回転上昇の早さ、それらが要因となったバックストレートエンドでの最高速アップが、とくに感じられました」とのことです。このバイクはレッドゾーンが1万1000回転からで、「なるべく7000回転以上をキープするようにしています」とのこと。高回転域でも、添加の効果を実感してもらえたようです。
そして、そのニンジャ1000と同型のエンジンを積むZ1000のライダーからも、同様の評価をいただきました。「コーナーの立ち上がりで、回転が軽く上がるようになったというイメージ」とのこと。走行距離は、2万kmを少し超えたくらい。「筑波サーキットを走るのは4回目ですが、ヘアピンカーブを抜けてスロットルを開けたところで、添加前との違いを感じられました。レスポンスが良くなり、加速時のスピード感は増した感じ。パワーということでは、トルク感が増した感覚」とのことでした。
4気筒リッタースーパースポーツとの相性も良好
大型クラスの水冷並列4気筒エンジンということでは、最新型スーパースポーツとの相性も気になるところ。このカテゴリーのマシンに乗る多くのライダーにも、今回はガソリン添加剤「LOOPパワーショット」を試していただくことができました。その中で、2004年型で走行距離6万km弱のホンダ・CBR1000RRに乗るのは、千葉県の袖ケ浦フォレスト・レースウェイで開催された枻出版社主催の「ライディングパーティ」でも、体感していただいたライダー。今回は、筑波と袖ケ浦で体感できたことの違いについてうかがったところ、「袖ケ浦と比べて筑波は、バックストレートでの速度レンジが上なので、低中回転域でのレスポンスや、そこからのパワー感だけでなく、高速域でのスピード感というか伸びを感じやすいと思います」と分析してくれました。「ガバッと開けるシーンは、袖ケ浦のほうが多いと思うので、そこでのレスポンスは筑波より感じやすいかも」とのこと。とはいえ、どちらのサーキットでも添加による効果を実感していました。
また、同じホンダ・CBR1000RRでも新型になった2017年モデルを駆るライダーからは、「トルクが落ち気味の回転数からスロットルを開けたときに、しっかり追随してくるようになりました」とのレポート。「レスポンスと吹け上がりが両方とも改善されたイメージ。ギヤ比がうまく合っていないコーナーで、高めのギヤを選択したままでも走りやすくなったので、むしろ自分の走り方をアジャストしていきたいですね」とのことでした。低中回転域でのレスポンスアップをとにかく気に入ってもらえたようで、評価ボードにはUPマークをダブルでいただきました。
さらに、走行距離約3万6000kmの2004年型スズキ・GSX-R1000でも、添加による効果は実感できたようです。こちらのオーナーさんは、「回転上昇が早いというフィーリング。自分的には、レスポンスとスピードの伸びがとくに感じやすかったです。メインで走っているサーキットはツインリンクもてぎなのですが、筑波サーキットでも第2ヘアピンからバックストレート、あるいはタイトな切り返しのアジアコーナーをクリアしてから第2ヘアピンへのアプローチあたりで、よく感じられたと思います」と振り返っていました。
この走行会では、4気筒エンジンを搭載する多数のマシンにガソリン添加剤「ループ パワーショット」を入れさせてもらいましたが、ネイキッドやハーフカウルのストリートモデルでも、サーキット走行までを視野に入れたスーパースポーツでも、年式を問わず効果が実感できるというデータを得られました。引き続き、同様の無料体験会でエンジン形式やサーキットとの相性などを探っていきたいと思います。
体験者の声をまだまだお届けしちゃいます!
添加直後はむしろレスポンスが鈍くなった印象だったのですが、3本目にはその感覚も消えていました。加速はとても良くなり、バックストレートではこれまでよりメーター読みで6~7km/hは伸びていることが確認できました! (CBR1000RR・ホンダ)
6000~7000回転あたりにトルクの谷があるのですが、添加後はその付近で回転がついてきやすくなった印象。第2ヘアピンを立ち上がるときがちょうどその回転域なので、改善されたことでバックストレートの伸びにもつながっているようです。(YZF-R6・ヤマハ)
筑波を含めて、サーキットはかなり走り込んでいて、タイムはいつもかなり安定しているのですが、添加してからはコンマ1秒ほど速かったです。スピードが伸びる感覚もありました。とくに、バックストレートでの4速全開時に感じました。(GSX-R1000R・スズキ)
もっとも感じたのは、コーナー立ち上がりで以前はモタついていた回転域が、スムーズに吹け上がるようになった点。具体的には7000回転以下くらいのところ。レッドゾーンが1万2000回転なので、中回転域が改善されて最高速も伸びました!(Z250・カワサキ)
水平対向2気筒エンジンでも、違いをしっかり体感できました。コーナーの立ち上がりでレスポンスよく、低中回転域でのパワー感が増したので、これまで以上に気持ちよく走ることができました。グワッという加速感に、大満足しています!(R1100S・BMW)
ちょうど、添加剤が気になっていたところだったんです。これまで他社さんの製品を何度か試したときには、体感できる効果がなかったのですが、ループ パワーショットは入れた直後からレスポンスとトルクがアップした感じがあってびっくり!(CBR1000RR・ホンダ)
コーナー立ち上がりでグッと加速する感じが上がっていました。バックストレートエンドで速度計を見比べてみたら、添加後は伸びていることも確認できました。こちらは、サーキット限定とはいえ見て体感できる要素としておもしろいですね。(YZF-R3・ヤマハ)
入れてすぐに変化が体験できて、こんなにすぐ効くはずないと、思わず疑っちゃいました。古いバイクなので、エンジンにざらついた感覚があったのですが、これが除去されてスムーズに。スロットルを開けたときのレスポンスも良くなりました!(CBR929RR・ホンダ)
添加してからは、タイムアップしたような気がします。クロスプレーンの独特なフィーリングは保ちながら、スムーズな回転になった印象。レスポンスも確実にアップしていると思います。パワーは、元々あるからあまり感じられませんでした。(MT-10SP・ヤマハ)
添加後の走行は、シフトアップのポイントが明らかにこれまでよりも手前。このことから考えて、おそらくタイムも速くなっていると思います。レスポンスという点ではわかりませんでしたが、確実に加速力はアップしているはずです!(CBR600RR・ホンダ)

バイクやクルマなどの業界で執筆活動を続けるフリーランスライター。
仕事を含めると、バイクは年間3万km、クルマは年間4万km以上乗ることもある運転好き。
“1974年製”で、正しくオジさんとなった現在は全国の温泉を巡る旅も嗜む。
バイクは、オンロードツーリングからモトクロスのファンライドまで、ジャンルを問わない雑食系。
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